【雨続きでだるい朝に5分】起床後ベッドの上で「寝たまま」できる活動スイッチをONにするストレッチ
今回おこなうのは、「梅雨だる」で動きたくない朝におすすめの活動スイッチをONにするストレッチです。起床後のベッドの上で寝たままおこなえるので、ぜひ試してみてください。
雨が続くとなんとなくだるい…
雨が降り続ける梅雨時は湿度が高くてジメジメ。蒸し暑くて不快指数が高いだけでなく、なんだか体がだるいと感じることも多いのではないでしょうか。梅雨時の天気が原因となって起こる心身の不調のことは、近年、梅雨ダルと呼ばれています。
梅雨ダルの主な原因は低気圧による自律神経の乱れと言われています。気圧が低くなると体を休ませるための副交感神経が優位に働くことで、日中でも「だるい」「やる気が出ない」などと感じるようになります。本来であれば、活発に過ごすべき日中にスイッチが入らないと、仕事や家事の効率が下がってしまい、さらなる悪循環が生まれることも考えられるでしょう。
「梅雨ダル」対策するには
そんな梅雨ダルの対策ですが、起きている間は交感神経が優位に、そして休んでいる間は副交感神経が優位に働くように、生体リズムを整える生活習慣を心がけることが大事です。例えば、起床後に日光を浴びる、曇りや雨でもカーテンを開けて室内を明るくする、日中は意識して活動的に過ごす、栄養バランスを考えた食事を取る、夜はぬるめのお湯にゆっくり浸かるなどです。
それともう一つ、軽めの運動やストレッチもおすすめ。体を動かすことで体温を上げて活動モードへ切り替えることができます。そこで今回は、だるくて動きたくない朝にベッドの上でたった5分でできる簡単なストレッチをご紹介します。
動きたくない朝に5分!活動モードへ切り替える寝たままストレッチ
アクティブに動きたいの始まりには交感神経を優位にする動的なストレッチが◎。体をゆっくり大きく動かし筋肉の伸縮を繰り返して、柔軟性UPと関節の可動域を広げることを意識して行いましょう。
<やり方>
1)仰向けになり脚を腰幅に開きます。腰が床から浮きやすい場合は下に丸めたブランケットやバスタオルを置くと良いです
2)息を吸いながら両腕を頭の先に伸ばしましょう。手の指先と足の指先をグーンと遠くに引っ張り合い、体の縦の伸びを感じながら呼吸を5回繰り返します
3)手の指先をそれぞれの肩に添え、息を吸いながら腕を床から持ち上げてひじを天井に向けましょう
4)手の指先は肩に添えたまま、息を吐きながら腕を横に開いて床に下ろします。寝姿勢で凝り固まりがちな肩や胸のまわりの筋肉を動かしていきましょう
5)この動きを呼吸に合わせて5~10回繰り返します
6)仰向けに戻り、右脚を床から持ち上げたら膝を90度に曲げます
6)膝で円を描き、股関節やその周辺の筋肉を動かしていきます。脚を回しにくい場合は右手で右ひざを持って動きをサポートしましょう。1周1呼吸のペースでゆっくりと5~10周繰り返したら、反対側も同様に行います
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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