背中の肉は老け見えの原因に…!背中のぜい肉をごっそり落とす簡単エクサ3選
背中の肉がつまめる、ブラジャーが食い込んでいる…薄着の季節になり、背中のお肉が気になっていませんか?背中のお肉は、実年齢に関係なく、老けて見える原因に。すっきりとした背中を手に入れるためのエクササイズのご紹介です。
背中にぜい肉がつく理由
●姿勢の悪さ
長時間のデスクワーク、パソコンやスマホの使い過ぎ、家事や普段の生活で猫背気味の人は背中の筋肉が動かないため、筋力が低下してしまいます。
猫背の姿勢は肩甲骨の筋肉がうまく使えず、肩甲骨の筋肉が硬くなってしまいます。猫背や同じ体勢を長時間続けると、筋肉の特定箇所に負荷がかかり、やがて硬くなっていきます。繋がっている背骨や骨盤が引っ張られ、本来の位置からずれてしまい背骨が歪む原因となり、背中に脂肪がつきやすくなります。
●加齢や運動不足による筋肉の衰え
背中の筋肉は、普段の生活ではあまり動かさない部分です。加齢や運動不足によって筋肉量が減ると、消費エネルギーが減少し皮下脂肪が蓄積しやすくなります。
筋肉量が減ると基礎代謝が下がるため、脂肪が蓄積しやすい体になってしまいます。また背中の筋肉が衰えると姿勢が悪くなります。
●基礎代謝の低下
加齢や不規則な生活、運動不足などによって基礎代謝は低下していきます。するとエネルギーが消費されにくくなり、消費されなかったエネルギーが脂肪として蓄積されるようになります。
また基礎代謝の低下によって、血液中の水分や老廃物などを排出するリンパ液の流れが滞り、むくみの原因になります。
改善するためのポイント
●姿勢の改善
正しい姿勢を意識し、前傾姿勢になりやすいパソコンやスマホの使い過ぎに気を付けましょう。
椅子は深く座り、背筋を伸ばします。座るときに足を組むことを控え、背筋を真っ直ぐ伸ばすイメージを心がけましょう。座るときや立つときに背筋を真っ直ぐ伸ばし、猫背に気を付けると、自然に背中の筋肉を鍛えることができます。
●筋トレやストレッチで背中を鍛える
筋肉量の低下も背中に余分な脂肪がつく原因です。
適度な運動を行うことで、背中の筋肉である僧帽筋や脊柱起立筋、広背筋などが鍛えられます。これにより、褐色脂肪細胞と呼ばれる脂肪を分解する作用が刺激されます。褐色脂肪細胞を刺激することで体温が上がり、血流が促進されます。血行が良くなることで基礎代謝が上がり、老廃物が排出され、脂肪が燃焼しやすい体になることが期待できます。
背中の贅肉ゴッソリ落とす!効果絶大エクササイズ
やり方
1.四つん這いになり、手は肩幅、足は腰幅に開き、足先を立てる。息を吐きながら背中を丸め、おへそを覗き込む。吐き切ったら、吸いながら腰をそらし、胸を開く。
この動きを10回〜20回、なめらかに繰り返す。
2.正座になり、手の甲を合わせる。甲を合わせたまま腕を上げたあと、肘を曲げ腕を下ろし肩甲骨を寄せる。
10回目安に行う。
3.うつ伏せになり、足幅は肩幅に開く。両手を前に持ち上げ、上半身を起こす。足は床につけたまま。指先を遠くへ回しながら肩甲骨を寄せ、お尻あたりで両手を近づける。
この動きを5回繰り返す。休みを挟み、2セット行う。
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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