知っておきたい首こり・肩こりを癒すツボ!冬のガチガチ肩こりは【足ツボ押し】で内側から解決

 知っておきたい首こり・肩こりを癒すツボ!冬のガチガチ肩こりは【足ツボ押し】で内側から解決
AdobeStock
中村優希
中村優希
2024-01-29

足裏にたくさんあるツボ(反射区)の中には、肩こり改善のツボもあることを知っていますか? 冬のガチガチ肩こりを改善・予防に導く、30秒足もみをご紹介します。

広告

冬のガチガチ肩こりの原因

寒さ

気温が低いと自然と体に力が入って、特に肩周りがぎゅっと縮こまり、筋肉もかたまってしまいます。その理由は、寒さによって血流が悪くなり新陳代謝が悪化し、疲労物質がたまるから。筋肉がかたまると血管が圧迫され、血液の循環がさらに悪化。末梢神経を傷つけたりして、こりや痛みにつながってしまいます。

運動不足

寒くて体を動かすのが億劫になりがちな冬は、運動不足による血行不良が引き起こされます。血行不良が原因で筋肉が硬くなると、老廃物も溜まりやすくなりこりや痛みの原因になります。

冬の厚着

厚手のジャケットやコート、ニット類は重量があるため、着ているだけで肩周辺に負担がかかりやすく、肩こりの原因となります。

ストレス

日照時間の短い冬は、心身ともにストレスを感じやすい季節と言われています。人はストレスを感じていると自然と体に力が入ってしまうため、肩周辺の筋肉も硬くなり肩こりを引き起こすと考えられます。こまめに深呼吸をするなど、できるだけリラックスを心がけましょう。

肩こりだけでなく巻き肩の原因にも

上記の4つの要素は、肩こりだけでなく、肩が前に入り込む巻き肩の原因にもなってしまいます。巻き肩とは、頭が肩よりも前に出た状態のこと。人間の頭の重さは体重の1/10ほどあると言われています。そんな頭の重さを首や肩が支えているわけですが、頭を30度傾けると、頭の重さは3倍以上に、60度傾けると6倍もの負担が首や肩周りの筋肉にかかると言われています。

ガチガチ肩こりは足もみで解消できる!?

足裏には全身とつながる反射区(ツボ)が集結しています。東洋医学ではこの反射区を刺激することで、関係する部位に伝達が届きその部位の血流が促進。機能が高まると考えられています。

今回は首の反射区や、肩こり筋と言われている僧帽筋の反射区をもみほぐして、肩周辺の血液循環をスムーズにしながら肩こりケアをしていきましょう。

①足裏にクリームやオイルをつけます。親指の付け根付近にある首の反射区、4本指の下の膨らみ部分にある僧帽筋の反射区を確認しましょう。

 

足もみ
photo by Yuki Nakamura

②それぞれのツボを手の親指の関節を使ってもみほぐします。

足もみ
photo by Yuki Nakamura

動画でもご確認いただけます。 

広告

AUTHOR

中村優希

中村優希

幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

足もみ
足もみ
知っておきたい首こり・肩こりを癒すツボ!冬のガチガチ肩こりは【足ツボ押し】で内側から解決