太陽礼拝が苦手な人必見|体が硬い人が無理なく効果的に体を動かす8つのポイント
体が硬くて太陽礼拝が辛い人必見!無理なくできて体も柔らかくなる太陽礼拝を、鍼灸師の資格も持つ人気ヨガインストラクターの佐久間涼子先生に教えてもらいました。
太陽礼拝とは?太陽礼拝とその効果
太陽礼拝とは、連続した12のポーズから成るヨガの基本的かつ代表的な動きのひとつ。サンスクリット語では「スーリヤナマスカーラ」といい、感謝とともに太陽に祈る動作です。前屈や後屈、体を伸ばすポーズなどが含まれ、繰り返し行うことで柔軟性が高まり、全身が活性化。心身ともに、リフレッシュの効果も期待できます。
太陽礼拝、動画で確認しよう
12のポーズから成る太陽礼拝。まずは一連の動きを動画で見てみましょう。
太陽礼拝のポーズ別に苦手ポイントを解消
流れるような動きの中で全身をほぐせるのが太陽礼拝の魅力。膝や肘を曲げた軽減ポーズでしっかり伸ばし、きちんとゆるめ、体を正しく使うことで、少しずつ柔軟性が高まります。
1.山のポーズは、かかと重心で立ち上半身の伸びを意識
かかとで床を押して立つ。かかと重心にすると下腹部に力が入り、胸が開いて真っすぐに。
POINT:かかとに体重がのると太腿前面の緊張も取れて安定感が増します。
2.手を上にあげるポーズは、肘を曲げて肩関節の可動域を広げる
両手を上げるとき、肘を曲げて肩甲骨の動きを感じる。真っすぐ上に伸びて反り腰には注意。
POINT:左右の肩甲骨下角を意識的に下げる。肩はリラックスさせて首をすっと伸ばす。
3.立位前屈は、膝を曲げて腰まわりの伸びを深める
膝を曲げて頭の重さを感じて腿の付け根から前屈。膝を曲げたほうが腰をしっかり伸ばせる。
4.半分の立位前屈は、マットから手を離し背中と脚裏の伸びを感じる
手を無理にマットにつけると体が緊張するので両手はすねへ。背中と脚裏をストレッチ。
5.ダウンドッグは、膝を曲げて腿裏をゆるめ肘~背中を一直線に
膝を曲げて両手で床を押す。腿裏の緊張がやわらいで重心が整い、上体を一直線に保てる。
POINT:このタイミングでダウンドッグを行うのは、息を吐く動きを入れることで呼吸が整い、落ち着いて次のポーズに移行できるため。
6.コアを意識してチャトランガの準備
肩の真下に手首をおき、両足を後方へ。お腹を引き上げ体幹で支えると手首の負担が軽減。
これはNG:手首に体重がのるとお腹が下がり、体幹が使えていない状態に。
7.チャトランガダンダーサナは、両膝をついて体を安定させ次の動きを確認
膝をつき手首に体重を移動させ、床を押し胸を下ろす。体の重みが軽減され意識に余裕が。
8.コブラのポーズは、背中が硬い人はアップドッグをコブラのポーズに軽減
お腹を床につけて膝を伸ばす。両脇を締めて肩甲骨を寄せると胸が開く。目線は正面に。
→続けて、⑤ダウンドッグ、④半分の立位前屈、③立位前屈、②手を上にあげるポーズ、①山のポーズを行います。
教えてくれたのは...佐久間涼子さん
鍼灸師・ヨガインストラクター。インドや日本各地でヨガを学び、ハタヨガやアシュタンガヨガなど複数の指導者資格を取得。イベント出演、モデル出演多数。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く