【疲れが取れなくて辛い…】倦怠感を軽減、頑張りすぎる身体を癒し呼吸を深める「広背筋ストレッチ」

 【疲れが取れなくて辛い…】倦怠感を軽減、頑張りすぎる身体を癒し呼吸を深める「広背筋ストレッチ」
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服部恵実
服部恵実
2023-10-31

「忙しい日々に疲れてしまっている」「年々疲れやすくなっている気がする」といったお悩みはありませんか?頑張りすぎて自律神経が乱れ、呼吸が浅くなっているかもしれません。そんな方にぴったりなストレッチを紹介します。

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頑張りすぎると呼吸が浅くなる理由

実は、呼吸が浅くなってしまうのは「自律神経」が関係しています。頑張りすぎている時には自律神経のうち「交感神経」が優位に働くためです。自律神経は呼吸を速める作用を持つため、呼吸の数が増え浅くなってしまうのです。

自律神経
イラストAC

また、呼吸が浅くなることで身体は酸素不足になります。酸素は筋肉を動かすなど身体のエネルギーを作り出すために必要なので、酸素が足りなくなると代謝が悪くなってしまうのです。さらに呼吸が浅くなると、呼吸を助ける筋肉(背中や首、肋骨まわりの筋肉)が過剰にはたらくため、緊張して硬くなり疲労を感じやすくなるでしょう。

疲労 呼吸
photoAC

 

【呼吸を深める】広背筋ストレッチ

呼吸が浅く、交感神経が過剰にはたらいている方によく見られるのは「広背筋」と呼ばれる背中の筋肉が硬くなっているケースです。
広背筋が硬くなるとつながっている「胸腰筋膜」と呼ばれる筋膜も一緒に硬くなることが多いです。この「胸腰筋膜」は硬くなると交感神経が優位になりやすいため、ここを緩めていくことが重要になります。

簡単に行える呼吸を深める広背筋ストレッチを紹介します。寝る前などにぜひ取り組んでみてください。

⒈四つ這いの姿勢になりましょう

広背筋ストレッチ
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⒉左手を右手の前に出し

広背筋ストレッチ
Photo by Emi

⒊お尻を後ろに引きます

広背筋ストレッチ
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さらに動画で確認したい方はこちら

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服部恵実

服部恵実

大学卒業後、理学療法士として大学病院に勤務。集中治療室や救命救急病棟を始めとする33診療科でのリハビリテーションを担当。 社会復帰のために早期からリハビリテーションを行うことの必要性や予防医療の重要性を痛感し、心臓リハビリテーションクリニックにて生活習慣病の再発予防を運動、食事、環境など多方面から介入。現在は病気や怪我になる前に、健康を維持する必要性を伝えたいという思いで、ピラティスインストラクターや講師、Webライターとして活動するとともに、医療従事者・インストラクター向けオンラインサロンhinomeを運営している。



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広背筋ストレッチ
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