ヘビーな夏バテにも効果大!たった30秒で疲れ切った心身がシャッキリとなる気分爽快【魚のポーズ】


35度を超える気温に灼熱の太陽、夏の暑さに体力を奪われて気づかないうちに心身ともに疲れを溜め込んでしまいがち。胸を大きく開いて呼吸を深め、夏バテで乱れやすい自律神経をすっきり整えてくれる「魚のポーズ」について解説します。
魚のポーズとは?
サンスクリット語で「マツヤアーサナ」と呼ばれ、”マツヤ”とは魚を意味します。仰向けになり胸を高く持ち上げて開くことで呼吸が深まり、頭頂を床につけツボを刺激することでリフレッシュ効果や血行促進が期待できます。副交換神経(リラックス神経)を優位にするポーズですので、ヨガクラスの終盤に入ることが多いポースです。
魚のポーズの効果
呼吸が深まる
仰向けの状態から胸を天井に向けて持ち上げキープする魚のポーズは、胸を大きく開くことにより肺活量を増加させより深い呼吸を促します。頭頂を床につけ喉をも伸ばしているため、鼻から吸った息が大きく喉を通り肺に達するのをリアルに感じることができます。姿勢に自信がなかったり、猫背ぎみな方にぜひ習慣に取り入れてほしいポーズです。
深い胸呼吸と頭頂の百会のツボ刺激の組み合わせは、気持ちが沈んだときややる気が出ないときにもおすすめ。深い呼吸で全身の血流もよくしてシャキっとリフレッシュしましょう。
睡眠の質があがる

胸を大きく開く魚のポーズは、深い呼吸が促され副交感神経が優位になることでリラックス効果が得られます。
ヨガクラスでは後半シャヴァーサナに入る前にこのポーズが入ることが多く、夜寝る前などにも取り入れることで安眠効果が期待できます。胸を大きく開いて深い呼吸をすることで自律神経が整いやすくなり睡眠の質が向上、朝もスッキリ気持ちよく目覚めることに繋がります。
美肌、顔の浮腫み解消

魚のポーズでは頭頂にある百会のツボを刺激します。自律神経を整えるツボであり、全身の血行を良くして頭痛や目の疲れ、肩こりや不眠など多くの症状を緩和させる効果があります。
自律神経が整うことでホルモンバランスが安定し、顔の血行が良くなり肌艶が改善します。
また、頭頂を床につけて顎を持ち上げ喉を伸ばす魚のポーズは、フェイスラインに溜まりやすい老廃物や水分を流れやすくして顔の浮腫みも解消してくれます。鎖骨リンパ節も大きく開いてデトックスを促し、デコルテラインもスッキリ!
ポーズのやり方
【魚のポーズ】

1. 仰向けになり、両手をお尻の下に敷き肘まで身体の下に隠します
2. 肘でぐっと床を押し、胸を高く上げながら顎を持ち上げて頭頂を床につけます
3. 頭頂の百会のツボへ気持ち良い圧をかけたまま3〜5回胸の呼吸を繰り返します
4. 戻るときは、再度肘でぐっと床を押して頭が最後になるようにゆっくりと身体を床へとおろします
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