【背中がラクになるほぐし方】バキバキ背中に効く!たった2ポーズでOK「広背筋ゆるほぐし」

 【背中がラクになるほぐし方】バキバキ背中に効く!たった2ポーズでOK「広背筋ゆるほぐし」
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運動不足や姿勢の悪さで、気付いたらバキバキに張っていて痛みを伴うこともある背中。背中がこる原因を知りながら、背中の大きな筋肉である広背筋をほぐすストレッチを行いましょう。

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ガチガチ背中の原因は?

背中が硬いと感じるときの原因のひとつに姿勢の崩れが考えられます。具体的にいうと猫背反り腰。これらの悪い姿勢をとり続けることで過剰に背中の筋肉が働かされ、背中がこりやすくなるのです。また、長時間のデスクワークやテレビ視聴、スマートフォンの操作なども、同様に背中に負担がかかります。筋肉がこり固まると血流が悪くなり、痛みを伴ったり、背中のシルエットが崩れて老けた印象になるという悪影響も考えられます。

背中がこっている!? セルフチェック

・肩をほぐしてもスッキリしない、姿勢が悪いまま変わらない
・背中の張りや動きの悪さを感じている
・崩れた姿勢で長時間過ごしている
・デスクワークなど座っている時間が長い
・運動不足
・ストレス過多

ひとつでも当てはまる人は、それが原因で背中がこっているかもしれません。

背中の大きな筋肉「広背筋」をほぐそう!

背中の中でも大きな筋肉が広背筋です。背中から腰、そして腕にも繋がっているため、猫背や肩こり・腕の動きにも影響します。多くのお悩みに関係しやすい広背筋をほぐして背中全体をすっきりさせましょう。

広背筋は普段なかなか意識することのない筋肉かもしれませんが、小まめにほぐすことによって、背中の痛みの軽減だけでなく、姿勢の改善、怪我の予防、疲れを溜めない体作りなど様々な効果が期待できます。

広背筋
イラストAC

2ポーズで完結!広背筋ほぐし方法

背中の張りが強い場合は、ほぐし途中に痛みを伴うかもしれません。その際は、痛みを我慢せず心地よさの勝る範囲で行いましょう。呼吸を止めずに、各20秒~30秒行います。

あぐらで座ります。右手をまっすぐ前に伸ばし手のひらを正面に向け、左手で右手首をつかみます。

②伸びをするように両腕を天井方向へ上げ、息を吐きながら左斜め前に上半身を倒します。右の背中が心地よく伸びる範囲で呼吸しましょう。

広背筋ヨガストレッチ
Photo by Takayo Onoda

③ゆっくりと戻り、反対側も同様に行います。

④脚を伸ばして長座になり、両膝を曲げて座ります。右手を床につき、左手で右足の甲を外側からつかみます。

⑤息を吐きながら背中を後ろに引きながら丸めてあごを引きます。余裕があれば、右脚の膝を少しずつ伸ばします。左の背中が心地よく伸びるところで呼吸しましょう。

広背筋ストレッチ
Photo by Takayo Onoda

⑥ゆっくりと戻り、反対脚も同様に行います。

動画で確認しながらほぐしたい方はこちら

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AUTHOR

小野田貴代

小野田貴代

ヨガインストラクター・ベビーマッサージセラピスト。学生時代にヨガに出会い、ヨガインストラクター養成講師を経て現在はオンラインを中心に活動。誰もが取り組みやすい、日常に活かすヨガを幅広く伝えている。CM等のメディア監修や健康コラム執筆、 FMラジオパーソナリティとしても活動。初心者から自分のペースで楽しめる「たかヨガ」もYouTubeで配信中。



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