運動が苦手なぽっちゃりさん必見【たった3分】背骨と肩甲骨を動かして代謝UP!痩せ体質になる呼吸法
痩せにくく太りやすいとお悩みの方、痩せたいけど運動が苦手な人におすすめ!代謝を高めて痩せ体質を作る呼吸法の紹介です。ポイントは肩甲骨や背骨周辺の筋肉を柔らかく動かすこと。実はこの部分が硬いと痩せにくくなると言われているのです。たった3分!誰でも簡単にできるので、日々の習慣に取り入れてみませんか?
背中(肩甲骨・背骨周辺)が硬いと痩せにくいのはなぜ?
肩甲骨や背骨周辺には図のようにたくさんの筋肉があります。
筋肉が硬くなると様々なデメリットが生じると考えられていますが、痩せにくくなるのはなぜでしょうか?主な理由は3つあります。
1.血行が悪くなる
筋肉は血液を送るポンプの役割をしています。硬くなると隅々まで十分な血液が行き渡らなくなり、内臓の動きやひとつひとつの小さな細胞にも影響が出て、代謝が落ち始めます。
その結果、体を動かしても消費されずに脂肪が蓄積されてしまうのです。
2.肩甲骨や肩、背骨の可動域が狭くなる
筋肉が硬くなり肩甲骨や肩まわりの動きが悪くなると、筋肉が落ち、知らず知らずのうちに脂肪が付き始めます。老廃物が溜まり、運動をしてもなかなか落とせないセルライトとして蓄積されることも…。
3.褐色脂肪細胞の働きが悪くなる
実は肩甲骨・背骨の周辺には、脂肪を燃料させる「褐色脂肪細胞」が密集していると言われています。肩甲骨や背骨がしなやかに動く状態であれば、細胞も活性化され、熱を生み、脂肪を燃焼させることができます。
逆に、動きが鈍くなると、脂肪が燃えずに痩せにくい体質になってしまうのです。
肩甲骨・背骨を動かして痩せ体質を作る呼吸法
たった3分でできる簡単な呼吸法です。朝起きた時にベッドの上に座ってやってもOK!どこでも手軽にできますよ。
やり方
1.あぐらや正座、椅子に腰かけるなど、その日の自分にとって楽な体勢で座る
2.肩の力を抜き、両手を体の横に下して息を吐く
3.息を吸いながら手のひらを前に向けて両手をバンザイする(肩に負担がくる場合は斜め上でOK)
4.息を吐きながら、肘を曲げて肩と肩甲骨を下ろす
5.息を吸いながら肩を後ろに引いて胸を開き、肩甲骨を背骨に寄せる
6.息を吐きながら骨盤を後ろに傾けて背骨を丸め、肩甲骨を左右に広げる。胸の前で肘から下を合わせて手の甲同士を近づける(ぴったりつかなくてもOK!できる範囲で寄せ合う)
7.肩甲骨と背骨を動かしながら5~6の呼吸を1セットにして10回繰り返す
8.最後にもう一度、好きな方法で大きな深呼吸をする。
ポイント
ポイントは、肩甲骨と背骨の動きを呼吸と連動させること。余分な力を入れずに、少しずつ呼吸を深め、大きく動くことが大切です。たった3分でも、背中や肩甲骨周辺が温かく感じられ、体の奥が燃えるような感覚に気づくはず!想像力もまた、大切な要素です。代謝が高まり脂肪が燃える様子をイメージしながら行うと、より一層効果的かもしれません。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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