【たったこれだけ】柔軟性をアップする3つのルールと現役インストラクターが実践する体側ストレッチ

 【たったこれだけ】柔軟性をアップする3つのルールと現役インストラクターが実践する体側ストレッチ
Natsumi Koga

「ヨガインストラクターって元々体が柔らかいでしょ?」と思われがちですが、実はそんなことありません。コツコツとストレッチを繰り返すことでだんだんと柔らかくなりますが、今回はそのコツをお伝えします。

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インストラクターの体って元々柔らかい?

いいえ、そんなことはありません。私自身、元々人より硬いタイプでした。今でもすべてのヨガポーズができるかと言ったらそうではないのが事実です。でも、体が硬かった私でもダウンドッグの完成形はできるようになりましたし、生徒さんの前でヨガを伝えています。

この記事を読んでいる方の中には「なかなか体が柔らかくならない…」「ヨガを続けていると本当に柔らかくなるの?」と思っている方もいるかもしれませんが、コツさえつかめば必ず柔らかい体を手に入れることはできます。

柔軟性をアップするためのルール

毎日ヨガのレッスンに参加している、ストレッチしているにも関わらず変化がない。そう感じている方は柔軟性をアップさせるためのコツを見落としているかもしれません。

ルール1:ゆっくり伸ばす時間を作る

柔軟性を上げるにはまずこれが大切です。一気に負荷をかけようとしたり、いろんなストレッチ方法をあれこれ行っていても実はなかなか柔軟性が高まりません。1つの動きに対して最低でも30秒はキープしましょう。そして、少し痛いけれども気持ち良いと思えるくらいまで負荷をかけてください。

ルール2:深い呼吸とともに行う

ストレッチをする時に呼吸に意識していますか?動きばかりに集中しすぎでつい呼吸が浅くなる、もしくは呼吸を止めてしまっている場合があります。これでは筋肉が柔らかくなるどころか強ばってしまいます。必ず呼吸に意識を向けてみてください。

ルール3:毎日コツコツ続ける

これが一番難しいことかもしれません。しかし、何事もすぐに成果が出るものではありません。私たちの体も同じ。続けていれば必ず変わります。ぜひ少しでも時間を作って継続してみてください。

インストラクターが実際やっているオススメストレッチ

ここからは私自身が実践しているオススメストレッチも合わせてご紹介します。特にヨガを始めたばかり、とにかく体が硬いという方にオススメです。

<やり方>

柔軟性
photo by KogaNatsumi

1)右脚を斜めに伸ばし、左足裏は右内ももにくっつけます

柔軟性
photo by KogaNatsumi

2)右手を右脚の楽な場所に添え、息を吸いながら左手を上げます。一緒に背筋も伸ばします

柔軟性
photo by KogaNatsumi

3)息を吐きながら体を横に倒します。それに伴って右手も移動しましょう。左体側が痛いけれど気持ち良いというところでキープ。3呼吸しましょう

柔軟性
photo by KogaNatsumi

4)両手を足先側へと移動させます。行ける所まででOKです。息を吐く毎に上半身が下半身に近づくイメージで右脚裏を伸ばしてみましょう。ここでも3呼吸繰り返します

5)反対側も同様に行ってみましょう。左右やってみて特に硬いと感じる方を優先して練習してみてください。

ストレッチをやってみると左右で柔軟性が異なることに気付きます。しかし、これはまったく問題ありません。硬い、やりにくいと感じる方を先に練習するクセをつけると良いですよ。

柔軟性の左右差がなくなってくるとヨガポーズなどの安定感も変わってきます・すぐに変化が起きるわけではないかもしれませんが、練習をすればしただけ必ず変化は起きますのでぜひその変化を味わってみてくださいね。

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AUTHOR

NATSUMI KOGA

古賀奈津美

商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了



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