【これだけやればポカポカに】冷えない身体づくりに最適「冬におすすめストレッチ4選」
この時期は1年でもっとも寒い時期です。この時期を体調を崩さず乗り切るためにはどうしたらよいのでしょうか? 寒いシーズンに特化したおすすめヨガを紹介します。
「ヴァータ」のエネルギーが高まる冬
ヨガとも繋がりの深い、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」では、自然のエネルギーから体が構成されていると考えられています。そのエネルギーのことを「ドーシャ」と呼びます。ドーシャには「ヴァータ(風)」、「ピッタ(火)」、「カパ(水)」の3種類があり、アーユルヴェーダではこ3種のバランスが取れた状態を健康と考えられています。
この3種は人だけでなく季節にも当てはまり、冬は冷えや乾燥のヴァータ(風)のエネルギーが高まります。ヴァータは、軽さ・乾燥・冷たさといった性質を持ち、冬にヴァータを増やす生活習慣をしていると、体が冷えると考えられています。
体が冷えると、血行不良・肩こり・頭痛・イライラなど体だけでなく心も不安定に。さらにそこに雪や雨が降ると、カパ(水)のエネルギーが高まり、体が重い、だるいいった症状が加わることもあります。
冬の身体を冷やさないためにすべきこと
①胃腸を温める
朝起きたら、1杯の白湯を飲むことがおすすめです。胃腸を温めると内臓機能の向上や血流改善が期待でき、体を内側から整えることにつながります。
②睡眠時間の確保
冬は寒さで免疫力が下がりやすいので、毎日の睡眠をしっかりとって体力回復をすることが必要です。
③適度な運動
ゆったりとした動きは、体に熱を作り心も安定させます。深い呼吸とともにゆっくり体を動かすヨガはその点でもぴったりです。
おすすめの冬ヨガ4選
猫の伸びのポーズ
自律神経を整える・リラックス・ストレス解消効果・首こりや肩こりの軽減・内臓の働きを活発化
①よつんばいから両手を前に出し、遠くの床につきお尻を斜め後ろへ引く。おでこを床に下ろし脇を伸ばす。深い呼吸をしながら30秒キープ。
②両手のひらを合わせ、ひじを少し前に置き直す。余裕があれば両手のひらを首の後ろへ近づける。深い呼吸で30秒キープ。
針の糸通しのポーズ
内臓の活性化・血行促進効果・肩こりの緩和
①よつんばいから右手を左の脇の下に通し、深く差し込む。右肩と右こめかみをマットへ下ろす。息を吸いながら左手を持ち上げる。
②左手を背中側に回し指先でももを触る。深い呼吸で30秒〜1分間キープする。よつんばいに戻り、手を入れ替え反対側も行う。
花輪のポーズ
歪みの改善・骨盤周りの血行促進・心の安定
①足幅を肩幅より広く開き、つま先を外側に向ける。両手を合わせ、膝とつま先を同じ方向に曲げしゃがむ。ひじで膝を外側に押し、胸を張って目線は正面に向ける。深い呼吸で30秒〜1分間キープする。
片足の椅子のポーズ
下半身の筋力アップ・バランスの向上・集中力アップ
①両足を揃えて立ち、胸の前で手のひらを合わせる。体重を片側に移して反対側の膝を外側に開き、足首を太ももの上に乗せる。
②息を吐きながら椅子に座るようにしゃがむ。足の付け根を奥に引き込み、背骨をまっすぐに保つ。 深い呼吸で30秒〜1分間キープ。足を入れ替え、反対側も行う。
※動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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