【50代からの下肢トレーニング】最近、筋力低下していない?足腰を強くする「3つのワーク」

 【50代からの下肢トレーニング】最近、筋力低下していない?足腰を強くする「3つのワーク」
AdobeStock
西川尚美
西川尚美
2022-12-26

何もないところでつまづいたり、片足踏み込むとぐらっと揺らいでしまうことはありませんか? 足元がゆらゆら揺らぐのは下肢筋力の低下が原因です。日常生活で運動習慣がない方、または、十分でない、あるいは、ヨガやストレッチを始めたばかりの方は、まずはこの3つのトレーニングで下肢の安定感を高めてみまましょう。

広告

40代、50代になると色々不調が現れてきて、急な虚弱、疲労、または、怪我や病気療養する場合もあります。1週間安静すると全身筋力の15%が低下するというデータ(※)もあります。カラダを動かすことはとても大切なのです。できるところから始めましょう。

※参考記事:【はじめての方へ】廃用症候群│1週間の寝たきりで15%の筋力低下も

今回、ご紹介するのは、私自身が理学療法士さんから教わった3つの「基本のキ」のエクササイズ。私は腹筋を手術で切って、3ヶ月、まともに歩くことができませんでした。ミルミルうちに筋力が落ちてしまい、姿勢も変わりました。

一度、無意識下の「正しい姿勢と歩き方」の感覚を崩してしまうと、修正するのはとても大変。すごく苦労しました。でも、この苦労をしないと、この先ずっと姿勢悪く歩き、膝を壊し、股関節を壊し、腰の痛みにずっと悩み続ける毎日しかありません。日々少しずつでも、コツコツ続けることが大切。歩き方、そして、姿勢の修正のために、3つのワークから始めましょう!

理学療法士さんに教わった重要ポイント3つ

筋肉低下してしまったら下肢の筋トレ、はじめのはじめの一歩!からスタートです!

加齢で下肢の弱さが気になるご両親世代にも最適な運動。シニアヨガの準備としても是非、やってみてください。立位のポーズが、しっかりと安定してできるようになります。

①足指先の筋トレ(足指、足底筋膜から腓腹筋)

②初歩の初歩のスクワット(大腿四頭筋)

③膝上げ(臀筋、特に股関節外旋六筋)

Toe
AdobeStock
Glute
AdobeStock

足腰を強くする「3つのワーク」

歩く、立つ、の重心維持には足指の蹴り力、腿の筋肉で体重支持が大切。まずは、地面を蹴ってしっかりと足指から脚、そして骨盤に力をつたえる力が必要です。

まずは、足指、筋トレ。そして膝を持ち上げて前に足を振り出すための腸腰筋群から大腿四頭筋。骨盤の安定、股関節の回旋運動に、とても大切な臀筋のトレーニングです。

【①足指の筋トレワーク】(足指、足裏の足底筋膜、内在筋、脹脛)

1、壁際に立ちます。ヨガブロック、または踏み台にできるものを用意します。高さは10cmー15cmくらいのものが良いでしょう。

2、転ばないように、壁に手をつき、ヨガブロックに両足を乗せます。

3、爪先をヨガブロックに乗せ、かかとはヨガブロックからはみ出すように、足を配置します。

4、爪先に力を入れて、かかとをゆっくり持ち上げます。数秒止まります。

5、足指の筋肉の制御をしながら、かかとをヨガブロックの高さより下までおろします。数秒止まります。

6、このかかとの上げ下げを20回行います。

かかと
photo by Naomi Nishikawa

ポイント:
*ゆっくりと行うこと。足指、足裏の筋肉を使っていることをしっかりと意識します。

【②椅子スクワット】(腸腰筋群、大腿四頭筋)

1、椅子を用意します。椅子の前に、両腕を組んで(邪魔にならないように、身体に寄せて。)立ちます。足幅は腰幅が良いでしょう。

2、お腹と足の前側(大腿四頭筋)に力を入れつつ、ゆっくりと椅子に座ります。完全に腰を下ろしてください。

3、お腹に力を入れ直し、ゆっくりと足の筋肉(大腿四頭筋)を使い、立ち上がります。20回、ゆっくりと繰り返します。

ポイント:
*椅子にはしっかり座ってしまって良いです。最初のうちはきちんと筋肉を使っているという実感を経験しながら行うことが大切です。なのでフォームを崩さないこと。ゆっくりと行ってみてください。

【③片脚上げ】(腸腰筋群、臀筋群(特に股関節外旋六筋))

1、壁際にたつ。手を腰に置き、準備。

2、お腹に力を入れ、右足に重心を移動し、ゆっくりと左膝を腰の高さに上げる。数秒待つ。

3、ゆっくりと下ろす。そのように、左膝を20回1セット、上げ下ろしを行う。

4、次に、再びお腹に力を入れ、左足に重心を移動し、ゆっくりと右膝を腰の高さに上げる。数秒待つ。

5、ゆっくりと下ろす。右膝を20回1セット、上げ下ろし行う。

足上げ
photo by Naomi Nishikawa

ポイント:
*ワークの一番初めは必ず、お腹に力を入れること。重心を足の外側(小指側)におかないこと。親指を踏み込むと良いでしょう。骨盤は左右ふれない、上下させない。安定させて行いましょう。お尻に力が入っていることを実感しましょう。実感が無ければ、手をお尻に添えて、力を入れてみましょう。特に深層の筋肉、股関節外旋六筋が鍛えにくいのでゆっくり行いしょう。

地味なワークですが、ゆっくりと丁寧に根気よく行うことが、一番の近道です。しっかりと地道に行えば、ワークが終わった次の瞬間から、歩き方が変わるでしょう。無理せず、我慢せず、だいたい60−70%くらいの頑張りで行います。

頑張りすぎるとストレス反応が出て、交感神経が上がってしまいますので、くれぐれもヨガポーズのためのワークですから、穏やかな気持ちで行ってください。筋肉は使わないとまた落ちてきますので、毎日のルーティンの中に是非入れてみてください!

広告

AUTHOR

西川尚美

西川尚美

西川尚美 サンディエゴでヨガに出会う。現在オンラインクラスでブレスワーク、陰ヨガ、瞑想、指導者養成講座を開講している。インサイトヨガのサラパワーズ氏、陰ヨガ創始者ポール・グリリー氏に師事。マインドフルネス陰ヨガ指導者養成講座 開講中。YYTT500、全米アライアンス RYT500認定講師 、介護予防運動指導員 著書「朝ヨガ夜ヨガ」宝島社 DVD「陰ヨガ for beauty & healing」



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

Toe
Glute
かかと
足上げ