【40代からの更年期対策】イライラも体のプチ不調も消滅!心身が整う「ゆったりストレッチ」3選

 【40代からの更年期対策】イライラも体のプチ不調も消滅!心身が整う「ゆったりストレッチ」3選
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今までは効果が出ていたダイエットが40歳を過ぎてからなかなか効果が出なくなった、体調やメンタル面で不調を感じることが増えた、ということはありませんか? 40代はそれまでの自分のやり方を一度見直してみる時期。現状の自分の体を知り、自分に合った生活スタイルを取り入れましょう。

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40代を過ぎると太りやすくなる原因

40歳を過ぎて太りやすくなった人。その原因の一つに「女性ホルモンのバランスの乱れ」が関係しています。

女性ホルモンは①女性らしいカラダのラインを作ったり②肌のツヤを保ち内臓脂肪をつきにくくしたり③血液中の悪玉コレステロールが増えないようにするなど、女性の美と健康を守る働きをしています。しかしその女性ホルモンは30歳前後をピークに徐々に分泌量が低下。40代以降になると、心身に様々な症状や変化が現れるようになってきます。代表的な身体の変化としては、疲労感、冷え、ほてり、のぼせ、発汗、立ちくらみ、肩こりや腰痛がひどくなるなど。精神的には、イライラ、無気力、神経質、不安、孤独を感じたりします。ダイエットに関していえば、女性ホルモンが乱れてくると内臓脂肪が増えるため、それまでは体全体についていた皮下脂肪がお腹に多くつくようになります。

「自律神経」を整える生活を心がけよう

気になる不調を少しでもやわらげるために大事なことが「自律神経」のバランスを整えること。自律神経のバランスが整っていると、精神的健康が保たれ運動へのモチベーションが上がるなどの行動習慣が身につくようになります。早寝早起きの規則的な生活を送る、睡眠の質を高める、朝日を浴びる、軽くカラダを動かす、寝る前のパソコンやスマートフォンは控える、リラックス時間を設けるなど、できることから取り入れてみましょう。

更年期の不調にはヨガが効果的

ヨガの深い呼吸には自律神経を整える効果が期待でき、ヨガのポーズには肩こりや腰痛を引き起こす筋肉の緊張をゆるめるものがたくさんあります。他にもヨガにはアクティブに体を動かすものや、リラックスできるものなど、強度や内容も調整できるので、さまざまなレベルの更年期症状に合わせて取り入れることができます。

【イライラ、不安な気持ちを鎮めるポーズ】

チャイルドポーズ
Photo by Emiko Hirukawa

よつんばいの状態からお尻をかかとに下ろしおでこを床につける。ひじと肩の力を抜き、目を閉じ1分〜3分キープ。

【骨盤周りの血流を促すポーズ】

骨盤調整
Photo by Emiko Hirukawa

①よつんばいから右足を真横に伸ばす。足の指先は正面に向ける。

骨盤調整
Photo by Emiko Hirukawa

②お尻をまっすぐ後ろへ引く。ひじを床につけ深い呼吸で30秒キープ。

針の糸通しのポーズ
Photo by Emiko Hirukawa

③①の姿勢に戻り右手を左の脇の下に深く差し込む。右肩とこめかみをマットに下ろし、深い呼吸で30秒キープ。足を入れ替え、反対側も行う。

【骨盤周りを緩め、血流を促すポーズ】

がっせきのポーズ
Photo by Emiko Hirukawa

①仰向けになり足の裏同士を合わせ膝を30秒上下に揺らす。さらに腰も30秒揺らす。

がっせきのポーズ
Photo by Emiko Hirukawa

②手のひらをこすり合わせて温め、お腹の上に乗せる。目を閉じ1〜3分キープする。

※動画で動きを確認したい方はこちら

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ひるかわえみこ

ひるかわえみこ

劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。



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