【「前屈できない」の意外な影響】腰痛も猫背もぽっこりお腹も硬いもも裏が原因?お悩み解消ストレッチ

 【「前屈できない」の意外な影響】腰痛も猫背もぽっこりお腹も硬いもも裏が原因?お悩み解消ストレッチ
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椅子に座ったまま、簡単もも裏ストレッチ

椅子と片足を乗せられる低い台を用意します。ストレッチの強度は足の高さによって変わるので低めの台から始めてみましょう。

やり方:
1. 椅子に座り左足のかかとを前の台に乗せて右足は床に。
2. 両手を太ももの上に添え、息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら上半身を少しずつ脚に向かって倒す。

もも裏ストレッチ
肩を下げ、目線をつま先の方に向けて

NG例:
もも裏がつらくなると背中が丸くなって胸が縮こまってしまうので、背中を丸めずに倒せるところで数呼吸ホールドしてもも裏を少しずつ伸ばす。

もも裏ストレッチNG
NG例:目線がつま先ではなく真下の方を向いていたら背中が丸くなっているので注意

4. 右手の甲を左脚の外側、楽に届くところに添え、左手を左の腰にあてて上半身を左側にツイスト。目線をやや斜め上に向ける。

→猫背で縮こまりがちな胸を開き、背骨をねじる動きで腰痛緩和や防止に。

もも裏ストレッチ
肩を下げたままツイスト

5. もう少しできそうなら左腕を斜め上に伸ばして目線を指先へ向けてツイストを強化。

もも裏ストレッチ
胸の開きを感じて

腕を伸ばすと肩がつらい場合は腕を後ろにまわしてもOK。

もも裏ストレッチ
後ろに回した手を反対側の腰へ

6.反対側も同様に行う。

上半身を倒していくにつれてもも裏の硬さを感じ始めると、次第に背中が丸くなってしまいます。上半身に余計な力が入って緊張してしまい、効果を得られにくくなるので、背中をまっすぐに保って呼吸がゆったりとできる(=体に余計な緊張がない)ところを見つけましょう。慣れてきたら台を変えて足を高くしたり、上半身をもう少し倒して強度を上げることができます。

足を乗せる台が低ければスカートやデニムをはいている時でもできる、手軽にできるストレッチです。体の硬さを解消するにはその部分を小まめに動かすことが第一歩。すきま時間を利用してぜひ試してみてください。

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AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



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