POSE & BODY
【もも裏が硬い人】立位前屈が辛い人が知っておきたい、もも裏のストレッチ以外の効果と3つのコツ
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もも裏が硬い人の立位前屈、3つのコツ
1. 腰から曲げない
前屈では股関節を屈曲(膝を胸に引きよせる時の動き)させて上半身を倒しますが、もも裏の硬さを感じたまま行うと、負担を避けようとして股関節を屈曲せずに腰から曲げようとしがちです。これは腰椎に負担がかかり腰を痛める原因になってしまうので避けたいやり方。そけい部(太ももの付け根)に何かを挟むようにしながら、骨盤から上半身を倒していきましょう。
2. 膝を曲げる
股関節を屈曲させて上半身を倒すには、膝を曲げてもも裏のストレッチが心地よく感じられるようにします。脚を真っすぐに伸ばし続ける必要はありません。
3. 首と肩の力を抜く
ここまでは脚にばかり意識が向いていますが、前屈では上半身が脱力できているかもポイント。膝を曲げてもも裏の負担を減らしたら首や肩、両腕もリラックスさせて余計な力が入らないようにします。足を腰幅に開いて両ひじを抱えてみるのも良いでしょう。
もも裏のつらさが軽減されても背中のこわばりを感じる人は、四つ這いになって背中を丸めたり反らせたりするキャット&カウのポーズや、上半身を左右にねじるストレッチなどで背骨を動かして背中をゆるめてから前屈をしてみましょう。
「ペタッと前屈」がポーズのゴールと思われがちですが、無理をすれば体を緊張させてポーズをとるだけに終わってしまいます。この3つのコツをつかみながら、もも裏だけにこだわらずに上半身も含めた全身で楽にポーズがとれるようにしてみてください。
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AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
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