【インタビュー】私のブッダボディ|プラスサイズの体でヨガを学び、指導するようになるまで
地域社会に望むこと
私はこの数年、ヨガで多くの変化や成功を目の当たりにしてきました。今、プラスサイズのワークを行っている人たちがいます。それは素晴らしいことですが、私が本当に望むのは、私たちが皆一緒に、ヨガについて話し合えるようになることです。私たちがやっていることを絶賛したいときもありますが、地域の人たちにヨガに対する考え方を変えてもらえるように、そして古いパラダイムから新しいパラダイムに移行できるように、もっと頑張りたいとも思います。
地域社会の皆さんに質問があります。例えば、お腹を使ってヨガをしていますか?それとも、お腹を使わずに腕や脚を使っていませんか?プラスサイズの人たちは、バンダをどのように使っているのでしょうか?それこそディスカッションの大きなテーマになるかもしれませんね。背中を痛めないようにするためには、どのようにこれらの部位を動かし、十分にリラックスさせればいいのでしょうか?腰、お尻、そしてお腹は、私たちの身体に対して働くと同時に、私たちを支えています。高血圧を改善するために、逆転の発想を想像してください。大腸のガスを取り除くためにローリングを試してみて下さい。ヨガのクラスでおならをするために。そんな話を私はしたいのです。
私自身の人生でトラウマを抱えたことがあるかって?はい、あります。アメリカの有色人種や体が大きい人の多くは、人生にトラウマを抱えた経験があると思います。それが私を定義しているかって?はい。トラウマは私を定義しますが、それをどう使うかがより私を定義すると言えるでしょう。
キャット・ヒーグバーグ、メラニー・C・クライン、キャサリン・アシュワース、トニ・ウィリスが編集した「Embodied Resilience Through Yoga: 30 Mindful Essays About Finding Empowerment After Addiction, Trauma, Grief, and Loss(ヨガによる身体的回復力:中毒、トラウマ、哀しみ、喪失の後に力を見出すための30のマインドフルなエッセイ」から抜粋(許可を受けて転載、出版元:Llewellyn Publications, 2021年9月)。
教えてくれたのは……マイケル・ヘイズさん
ニューヨークのブッダボディ・ヨガのオーナーであるマイケル・ヘイズさんは、20年以上のヨガ指導の経験を持ち、アイアンガーヨガ、アシュタンガヨガ、タイヨガ、オムビンヤサヨガ、ヨガアナトミーの伝統を広範囲に学んでいる。さらに、マイケルさんは定期的にタイに足を運び、マスター・ティーチャーのもとで学んでいる。彼のクラスは、個々の解剖学的構造、柔軟性、年齢、ヨガのバックグラウンドに関係なく、誰にとっても有益なものである。また、マイケルさんはマッサージセラピストの資格を持ち、20年以上マッサージの実践経験を有する。
ヨガジャーナルアメリカ版/「My Buddha Body: How I Learned to Practice Yoga in a Plus-Size Body」
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ヨガジャーナルアメリカ版
全米で発行部数35万部を超える世界No.1のヨガ&ライフスタイル誌。「ヨガの歴史と伝統に敬意を払い、最新の科学的知識に基づいた上質な記事を提供する」という理念のもと、1975年にサンフランシスコで創刊。以来一貫してヨガによる心身の健康と幸せな生き方を提案し続けている。
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