【寝起き1分で身体がシャキッ!】呼吸を深めて便秘も解消!?スッキリ目覚めるヨガポーズ3選


寒い朝は温かい布団から出られずグズグズしがち。重たい身体を引きずりながらなんとか起き上がるけれど、なかなか朝のスイッチが入らないという方も多いのではないでしょうか。1日の始まりを気持ちよくスタートさせるためには、大きく胸を開き、深く体側を伸ばしてたっぷり呼吸を身体に入れ、全身に酸素を行き渡らせることから始めましょう。腸の動きも活発になり便秘解消にも。ベッドの上でできる簡単ヨガポーズをご紹介します。
寝起きがしんどいのはなぜ?3つの原因
朝気持ちよく朝目覚めたいのに、なぜか身体が重くてぼーっとしてしまう。そんな朝を1度は経験したことがあると思います。1度どころか、毎朝がそんな感じだという方もいるかもしれませんね。
そもそも、なぜ寝起きがしんどいと感じるのでしょうか。
主に考えられる原因を3つ紹介します。
1, 睡眠不足
最も多く当てはまる原因がこちら、睡眠不足です。睡眠不足には2種類のパターンがあり、「短日での睡眠不足」と「連日での睡眠不足」に分けられます。
「短日での睡眠不足」は、前日につい夜ふかしをしてしまった、というものです。だれしも経験したことがあると思います。
厄介なのが「連日での睡眠不足」です。こちらは毎日の睡眠不足が少しずつ蓄積して疲労が溜まり、週末などに寝溜めをしたところでなかなか解決できるものではありません。まずは自分の最適な睡眠時間を知り、その時間を確保できるよう日常生活を工夫することが大切です。最適な睡眠時間は年齢や性別、体質などによって人それぞれ。十分に睡眠が取れているかどうかは、「朝スッキリと目覚められ、日中に眠気なく過ごせているか」が目安になります。
2, 睡眠の質の低下
睡眠時間自体は確保していても、その質が良くないと十分な睡眠とは言えず、朝の目覚めにも影響します。睡眠の質を低下させる原因には、就寝直前のスマートフォン操作や、カフェイン・お酒・タバコの摂取などがあげられます。これらは緊張を促す交感神経を刺激し脳を覚醒させるため、睡眠の質の低下に繋がります。また、慢性的な運動不足やストレスなどが原因で、深い眠りにつけないという場合もあります。
就寝中に寝苦しさを感じたり、夜中に何度も目が覚めてしまう場合は、寝具が身体に合っていないか、睡眠障害などの病気が原因であることも考えられます。
就寝前はできるだけ目や脳を休め、寝具も自分の身体に合ったものを選ぶ工夫をすることで睡眠の質向上に繋がります。
3, 低血圧
もともと血圧が低く、起床時は血液が脳や体の末端に回るまでに時間がかかるため、起き上がることに時間がかかってしまいます。脳や身体が起きるまでに時間がかかるので、末端部分である手先足先を動かしたり、ゆっくりとストレッチをしながら少しずつ心拍数をあげて血流を促すことがおすすめです。
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manami
2012年より某大手ホットヨガスタジオにて約10万人に向けレッスンを行う。店長として新店舗立ち上げに多く携わりながら、トップインストラクター、インストラクター育成トレーナーを兼任。店舗運営や人材育成を行うスーパーバイザーとして関西十数店舗を担当し独立。オーストラリア、フランスに渡りサスティナブルな生活を学ぶ。帰国後、京都を拠点に非公開寺院でのお寺ヨガ開催や、ウェルネスホテルでのヨガクラス、オーガニックブランドとのタイアップイベントなど、ヘルシーなライフスタイルの提案を行っている。RYT200・500指導者養成講座トレーナーとして全国各地でリトリート開催、オンラインや対面講座を行う。ライター、イラストレーター、プランナーとしても活動中。 マタニティヨガTTC/ムドラーヨガTTC /骨盤底筋TRヨガTTC /美骨盤ヨガTR /シニア&チェアヨガTR /タイ古式マッサージセラピスト(タイ政府認定)/ナチュラルビューティースタイリスト/サウナスパ健康アドバイザー