【間違い見つけられますか?】戦士のポーズ2でありがち!股関節と骨盤のNG3つ

 【間違い見つけられますか?】戦士のポーズ2でありがち!股関節と骨盤のNG3つ
Kanako Noguchi

ヨガでお馴染みのポーズ「戦士のポーズ2」。下半身の筋肉をしっかりと働かせることで新陳代謝をアップさせたり、体と心に生き生きとしたエネルギーを巡らせる効果が期待できます。けれどポーズの仕組みがわからないまま見た目形を真似していると、股関節の詰まりを感じたり膝が痛くなってしまうことも…。どんなミスが起こりやすいのか、写真を見ながら一緒に間違いを探してみましょう!

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3つの間違い見つけられますか?/戦士のポーズ2

下の写真は「戦士のポーズ2」を行っているところです。ヨガのレッスンでもよく登場するポーズなので、実際にやったことがある方も多くいらっしゃると思います。ただこの写真には「骨盤」「股関節」まわりに間違った体の使い方が3つ見受けられます。さて、皆さんはどこなのかわかりますか?

ミスアライメント
間違いはどこ? 骨盤の向きや股関節まわりに注目です。

3つの間違い、見つかりましたか?写真だけでは判断しにくいところもあるかもしれませんので、一緒に確認していきましょう。

ありがちな骨盤&股関節の間違い

×NG1:前脚の股関節の外回し(外旋)が弱い

この向きでは見極めにくいのですが、前脚(膝を曲げている脚)の股関節を外に回す働き(外旋)が弱い状態にあります。

股関節のミス
別の角度から見た写真/股関節や、膝とつま先の向きをチェックしましょう。

別の角度から見てみると、股関節外旋が足りていない為、膝が内に倒れているのがよくわかりますね。すると膝にねじれが生じる為、膝に違和感を感じることがあるのです。膝がつま先と同じ方向を向くように、腿の骨をグルリと外側に回すように回旋することを意識してみましょう。

×NG2:骨盤を無理に正面に向ける

骨盤を正面に向けることにこだわり過ぎてしまうと、股関節や膝に違和感が生まれやすくなります。骨盤の向きを正面に固定すると、前脚の股関節をかなり強く外回し(外旋)しなければならなかったり、もしくは股関節が外にまわり切らない分膝がねじれてしまうからです。骨盤の向きは、少し曲げた膝方向に向くことを許してあげましょう。

×NG3:後ろ脚の股関節が詰まっている

写真では、後ろ足(膝が伸びている脚)のつま先は正面向きからわずかに外を向いています。この状態で骨盤を床の方にグイッと沈めようとすると…腿の骨の出っ張り(大転子)と骨盤がぶつかり、股関節が詰まってしまいます。骨盤の向きを曲げた膝方向に向けたように、後ろ足のつま先も正面より少し内側に向けてみましょう。また上体をしっかり引き上げておくこともポイントです。

よいアライメント
修正後のポーズ/正しい体の使い方でより快適にポーズを楽しんで!

今は痛みなどがなかったとしても、間違った使い方を繰り返してしまうとだんだん体に負担がかかってきてしまいます。まずは怪我をしない体の使い方を知って、ヨガを長く楽しんでくださいね。

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AUTHOR

のぐちかなこ

のぐちかなこ

専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。



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