【踏むだけ】むくみ&疲れを解消!カチカチふくらはぎの簡単ほぐし術
夕方になると足がむくむ、疲れがたまってしまう。そんな足の不快な症状を一番感じる場所は、ふくらはぎではないでしょうか。 特に寒い冬は代謝が落ち血流も悪くなることで足がむくみやすくなり、夜になるとふくらはぎがパンパンで辛い方も多いかと思います。
ふくらはぎは筋ポンプ作用により血流の巡りをサポートする場所です。
しかし、ふくらはぎの筋力低下・疲労蓄積・筋肉の強張りなどが起こると、この作用は低下してしまいます。
正常に働かせるためには、まず強張ってしまっている筋肉を使いやすい状態にほぐして、ふくらはぎの筋肉を伸び縮みしやすくさせましょう。
今回は、ふくらはぎの疲労と密接に関わる足裏~ふくらはぎにかけて、かかとで踏むだけでフワフワのふくらはぎへと導くケアをご紹介します。
道具も不要なので思い立った時にすぐに実践できますよ。
踏むだけ!ふくらはぎほぐし術
やり方
1.足裏踏み
左足のかかとで右足の裏を踏む。
痛気持ち良い圧で全体的に丁寧に踏みましょう。
圧をかけても大丈夫な方はお尻を浮かせて体重をかけて、痛みが強い場合はお尻を床につけたまま行いましょう。体の背面の筋膜は足裏からおでこまで繋がりがあるため、足裏をほぐすことでふくらはぎの緊張もほぐれやすくなります。
2.内すね踏み
内くるぶしの延長の骨のきわ(ふくらはぎ側)をかかとで踏む。
お尻を床につけたまま、骨のきわを下から上へなぞるように踏んでいきましょう。内すねをほぐすことで、すねの骨についている複数の筋肉の癒着を取っていきます。
3.ふくらはぎ踏み
正座の姿勢になり、左足の甲を右足のヒザ裏に挟む。
ヒザ裏から足首に向かって左足を動かしながらふくらはぎの中心線をほぐす。
左足のかかとが、もも裏の中心線にくるように深く足を挟み込みます。
両手を前につき重心を分散しながら痛気持ち良い圧に調整しましょう。
張りがある場所では動きを止め深呼吸をして、自分の体を観察しながらほぐします。この動きでは、もも裏も同時にほぐすことができますよ。
4.足首回し
右足を伸ばして足首を時計回り・反時計回りに回す。
最後にほぐしたふくらはぎを伸び縮みさせましょう。
それぞれ5回程度を目安に足指が遠くを通るように大きく回してみてください。
左側も同様にほぐす。
詳しいやり方を動画で見る
ふくらはぎは健康的な体の維持のためにとても大事な場所です。
踏みながら気持ち良くほぐして、下半身にたまった血液を全身に循環させられる体をふくらはぎから作っていきましょう。
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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