辛い腰痛は【伸ばして、温め、流す】深層筋から伸ばしてラクになる!スッキリストレッチ
冬は腰痛や背中のハリや痛みが悪化しやすい季節です。 腰痛の原因を知り、効果的な法則で深層筋から広範囲に伸ばせるストレッチですっきりと軽い腰や背中周りにしていきましょう。 同じ姿勢で腰の硬さが蓄積されている人にもお勧めのストレッチのご紹介です。
冬場に腰痛が悪化する5つの原因とは?
・冷え
・血行不良
・水分不足
・運動不足
・長時間の同じ姿勢
等です。寒くなると筋肉量が少なく代謝の低い女性は冷える人が多くなります。
冷えや運動不足から血行不良に繋がり、長時間の同じ姿勢から固まった体は腰痛悪化の負のループが起こりやすくなります。
水分不足は体が固くなり眠くなりやすく、ダルくもなるのでそうなればますます動くのがおっくうになるもの。
冬場は隠れ脱水症状の方も少なくないので要注意です。
常温の水や白湯を積極的に飲み、今回ご紹介の伸ばす、温め、流すが叶うストレッチを取り入れてみて下さい。
スッキリ感が多く、体が軽くなるストレッチの条件
今回のストレッチでは骨盤周りから股関節、腰部、背部、腕、首と広範囲で伸びていきます。
私たちの体は縦、横、斜め、等様々なラインに筋肉がある為、ターゲットとなる部位が多いほどストレッチで得られる効果やスッキリ感は増します。深層筋から伸ばせるストレッチは、その上にある表層筋も伸びる為、連動する筋肉の相乗効果で多くの筋肉の活性化が期待できます。
効果的なストレッチのポイントは【深層筋から多くの部位を伸ばす!】ですが、深層筋から伸ばすためには土台が大切なんです。
上半身のストレッチを座って行う場合に床にぴったり付けておくと深層筋が伸びやすくなる土台は座骨です。
座骨を安定させるという事は、ストレッチの際にマットや床に座骨をぴったりと着けて浮かせないということです。
土台を安定させることで坐骨神経を始め骨盤や股関節、背部の深層筋からたっぷり伸びるので、効果的かつ気持ちよさが抜群なストレッチが出来上がります。
あぐらで前にある足とは逆方向に体を倒すことがベースの姿勢が特徴的な今回のストレッチでは、側面から背中半分が伸びて座骨から手の指先までスーッとスッキリします。
たっぷりと伸びた背面は温まり、血行促進に繋がり冷えを緩和してくれます。
寒い季節に腰痛が悪化する原因を取り除き、改善へと導いてくれる簡単なのに効果的なストレッチのご紹介です。
やり方
Step1
右の足を前にするあぐら姿勢で座ります。左の踵は手前です。左右の踵の位置は縦にそろえておきましょう。
上半身を左の膝の方へ引っ張り、左手を左ひざの前へつきます。その上に右の手を添えたら右側のお尻から背面にかけて伸びているのを感じます。
この時に左右の座骨は動かさないように安定させておきましょう。
Step2
左手の上に添えている右の腕を床側から右のウエストを通り、右肩の高さまで上げます。
通ったところを戻り右耳の横まで右腕を戻します。この時に手の指先は遠くを通るようにしましょう。
これを10セット行ったら、スタートの手を合わせる姿勢で止まり一呼吸し上体を真ん中に移動させ背中や頭を真っ直ぐに戻します。
逆側も同じことを繰り返します。
AUTHOR
miyuki
ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。
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