首&肩がガチガチな人は脇の下をほぐそう!肌までキレイになる簡単「脇の下ストレッチ」
肩こりに首こり、ガチガチ・ゴリゴリでつらい…。さらには、肌の調子まで悪いような…。こんなふうに、「胸から上のコンディション、最悪っ!」というみなさん。緩めるべきは、“脇の下”です。
1日のうちに、“腕”を大きく動かすことはそう多くありません。
ほとんどの時間、下にブランと垂れ下がっていたり、ひじを曲げて手を体の前に出していたり。これは、主にパソコン作業をするときや、スマートフォンを使用するときの姿勢なのですが、いずれにせよ、「脇の下はクローズ状態」になっているのではないでしょうか。
そして、このときというのは、肩こりや首こりと関係がある肩甲骨を動かすための筋肉(棘上筋や僧帽筋、肩甲挙筋など)が使われずに硬くなって、ツライこりの原因になるだけでなく、脇の下に位置する“腋窩(えきか)リンパ節”が圧迫されることによって、リンパの流れが滞ってしまうことも。
肌荒れやむくみ、二の腕のたるみ、頭のボンヤリ感を引き起こす原因にもなりかねません。
さらには、肋間筋や横隔膜といった呼吸に関係する筋肉が硬くなることで、ゆったりと息を吸う・吐くことが難しくなる。ひいては、心身ともにリラックスしにくくなるといったデメリットまで。
ここ最近、肩・首こり、肌荒れが気になる。
それに加えて、緊張状態から抜けにくいという方は、脇の下を中心に体側を緩めてあげることをオススメします。
脇の下を緩めるストレッチ
それでは早速、ツライこりや肌荒れ対策にもなるストレッチをおこなっていきましょう。
やり方
(1)右体側を下にして、横向きになる
→右ひじを肩の下について上体を起こし、左ひざは90度に曲げる
(2)左腕を真上に伸ばす
→左手の指先で天井を押すようにして、腕を伸ばす
(3)【息を吸う】左腕をうしろに引く~【息を吐く】左腕を体の前に下ろす×5回
→骨盤が前後に倒れないように、姿勢を保つ
→首・肩が力まないようにする
(4)左腕を頭の先に向けて伸ばす×60~90秒キープ
→左手の指先を遠くに伸ばすようにして、脇の下を中心に体側をストレッチ
余裕がある方は、大きな円を描くように左腕を動かしたり、ひじを伸ばした右腕と平行になるようにストレッチをしたりしてみてもいいでしょう。
(5)反対側も同様におこなう
肩こり、首こり、肌荒れにむくみ…ツライですよね。
そんなときは、呼吸に合わせて伸び伸びとストレッチをおこなってみてください。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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