【びっくりするほど変わる】家にある道具を使ってラク~に柔軟性アップ「前屈を深める魔法の練習法」

 【びっくりするほど変わる】家にある道具を使ってラク~に柔軟性アップ「前屈を深める魔法の練習法」
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中村優希
中村優希
2021-10-14

前屈が硬い方、あぐらや長座で座った時に、腰が丸まってしまう方必見です!クッションを使ってびっくりするほど変わる前屈の深め方をお伝えしていきます。

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前屈が硬くなる原因は?

前屈で腰が丸まってしまう方や、あぐらの姿勢や長座で座っているときに腰が丸まって座りづらい方。

どこの筋肉が硬いからそうなっているのかわかりますか?柔らかくしたいからと、頑張って前屈を行っても、中々柔らかくはなりません。硬くなっている筋肉の部位を理解して筋肉にアプローチできる正しいフォームで柔軟を行うことが大切です。

前屈やあぐらの姿勢、長座の姿勢で腰が丸まってしまうのは、腿裏の筋肉ハムストリングの硬さが大きな原因となます。腿裏の筋肉ハムストリングは普段の姿勢の悪さから硬くなります。長時間のデスクワークやスマートフォン操作など肩が前に入る姿勢は猫背の姿勢になります。猫背の姿勢は腰や背中が丸まり骨盤も後傾しますので、腿裏が硬くなってしまうのです。

骨盤後傾
イラストAC

知るだけで変化が違う!前屈を深めるための2つのポイント

●骨盤を立てて行う

猫背の姿勢の方など骨盤が後傾してる状態のまま、前屈を行っても伸ばしたい筋肉のハムストリングにはアプローチが出ません。ハムストリングを効果的に伸ばすには、座骨を床に下ろし下腹部を引き上げるように、骨盤を立てて前屈を行うことが大切です。そのため、猫背で座った時に腰が丸まってしまう方は、クッションなど厚みのあるものをお尻の下に敷いて行うことで骨盤を立てて行うことができます。また、無理に膝を伸ばす必要もありません。骨盤を立てることを大切にしたいので、膝が曲がった状態で行っても大丈夫です。

●深い呼吸

柔軟をする際には、深い呼吸で行うことも大切です。深い呼吸で行うことで血液循環が良くなり筋肉も動かしやすくなります。また深い呼吸は副交感神経を優位にさせるため、心身がリラックスすることで筋肉の緊張が解れ緩みやすくなるのです。

クッションを使って前屈を深める簡単ストレッチ

〈やり方〉

①お尻の下にクッション等の厚みのあるものを敷いて、長座で座ります

前屈1

②片足を外側に倒し、骨盤をしっかり起こします

前屈2

③吸いながら腰、背中を伸ばし、吐きながら上体を倒します

前屈4

④ゆっくり深い呼吸

前屈3

⑤反対も同じように行いましょう

 

Instagram:yuki.nakamura.yoga

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AUTHOR

中村優希

中村優希

幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰



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