最近疲れやすいのは、お尻が硬いせいかも?座りすぎでカチコチになったお尻をほぐす2ステップ
自分のお尻が凝り固まっているかどうか分かりますか?お尻って柔らかいものというイメージがあるので、なかなか気付かないというかたも多いでしょう。でもそのまま放っておくのはキケンかも?
お尻が陥りがちな事態
体重は変わっていないのに、デニムを履いたとききつく感じたなんてことありませんか?それ、お尻が凝り固まってきているサインかもしれません。長時間のデスクワークや同じ姿勢が続いてしまう、運動する習慣がない、こういったことからだんだんとお尻まわりが凝り固まることがあります。血行不良になり、老廃物が溜まりやすくなってしまう、めぐりが悪くなり疲労を感じやすい原因にも繋がってしまいます。仕事や家事育児で忙しいことに加え、昨今はテレワークによって長時間の座位が続き、お尻が硬くなりやすい環境に常に身を置いていると言っても過言ではありません。今回は2ステップでお尻まわりをほぐす方法をご紹介します。
カチコチのお尻をほぐすには
大臀筋へのアプローチを行っていきます。あまり耳にしない筋肉かもしれませんが、歩く・走る・登るといった日常の動作をサポートしてくれているのが大臀筋です。人によって柔軟性が異なるので、今できるところまでを目安にやってみてください。特に硬い方はステップ1を継続して、徐々に柔らかくしてみましょう。それだけだと物足りなさを感じるかたはステップ2も一緒にやってみてくださいね。
大臀筋にアプローチするストレッチ
痛いけど気持ちいいところを目指して、リラックスしながら行ってくださいね。
【ステップ1】
1.両足を伸ばし、左足の上に右足を置きます。できた隙間に両手を入れ、肘で右足のふくらはぎを抱えましょう。
2.背筋を伸ばした状態をキープしながら、ふくらはぎを持ち上げます。余裕があれば左右に揺らしてみましょう。きついかたは持ち上げたままキープします。15秒~30秒ほど行い、反対側もやっていきましょう。
これが余裕だったかた、もう少しお尻をほぐしたいかたは次もやってみます。
【ステップ2】
1.あぐらの姿勢になり、右足のすねをマットと並行になるように少し前に出します。
2.右ひざの上に左足の甲が乗せられるかたは乗せましょう。左膝が上がってつらい・どこか痛いかたは、膝ではなくふくらはぎなど、置く場所を下げてみます。
3.両手を体の前につき、吐く息とともに前屈しましょう。左のお尻まわりの伸びを感じられればOKです。3~5呼吸ほどキープし、反対側も行います。
お尻がほぐれれば疲労感も軽減されるかも
疲れやすい=お尻が硬くなっているとはなかなか結び付きにくいでしょう。でも今の時代、座り時間が増えているため、どんどんお尻は硬くなる一方。お尻をほぐせば、もしかしたら身体が軽くなるかもしれません。騙されたと思って、ぜひやってみてくださいね。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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