座り時間が長い人ほど硬い?【ガチガチふくらはぎ…放置すると起こる悪影響】と簡単ほぐし方
座りっぱなしなどによるふくらはぎの血行不良や筋力低下から、生活の質が下がる可能性があります。ふくらはぎの硬さや張りを実感したら、ストレッチやヨガも取り入れて疲れ知らずの体を目指しましょう。
長時間座りっぱなしでふくらはぎが硬い?
何もしていないのにふくらはぎが硬い・筋肉が張る感じがして違和感がある場合、ふくらはぎを動かしていないことが原因として考えられます。デスクワークが長かったり、休日でも座りっぱなしで過ごしたりしているとしたら脚の血流が滞りやすくなります。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれます。重力で脚に溜まった血液を上へと押し戻す大事なポンプのような役割をしているので、ふくらはぎを小まめに動かすことが大切です。
硬いまま放置するとどうなる?
・血行不良
・冷え、むくみ
・筋力低下
・脚が重くて意欲が湧かない
・脚の痛み、つりそうな感覚
・疲労感、疲労の蓄積
・脚のシルエット崩れ
疲労を感じてちょっとした日常動作も億劫になり血液循環がますます悪くなる、脚がむくんでいてオシャレが楽しめず意欲も低下する、など、ふくらはぎの硬さ一つをとっても、何もしないとさらに悪循環に陥る場合もあります。違和感は体からのサインだと捉えて早めにほぐす、温めるなどケアを行いましょう。
ふくらはぎをほぐすヨガ・ストレッチ
痛いところで我慢するのではなく、呼吸がしやすい範囲で無理なく行ってください。続ける中で変わりますので、焦らずコツコツと続けましょう。1ポーズ30秒を目安に深い呼吸をします。
●やり方とポイント
①両膝を立てて座り、右脚を左脚の上に乗せます。右脚を前後に動かしたり、右脚の膝裏と左膝を合わせて膝裏に刺激を入れます。反対脚も同様に行います。
②四つん這いになり、左足の甲を右脚の膝近くにかけます。息を吐きながらお尻を後ろに引き、ふくらはぎに刺激を入れます。無理のない範囲で、上半身を起こします。右脚のふくらはぎ真ん中、足首と場所を変えて続けます。反対側も同様に行います。
③四つん這いから右脚を両手の間に、左脚を伸ばします。息を吐きながら右脚を踏み込みふくらはぎをストレッチします。反対側も同様に行います。
動画で確認したい方はこちら
座りっぱなし以外にも、加齢や姿勢、運動後のケア不足や自律神経のアンバランスなどもふくらはぎの硬さの原因として考えられます。日頃から手で触るなどチェックをして、疲れを溜めない、柔らかいふくらはぎをキープしましょう。
AUTHOR
小野田貴代
ヨガインストラクター・ベビーマッサージセラピスト。学生時代にヨガに出会い、ヨガインストラクター養成講師を経て現在はオンラインを中心に活動。誰もが取り組みやすい、日常に活かすヨガを幅広く伝えている。CM等のメディア監修や健康コラム執筆、 FMラジオパーソナリティとしても活動。初心者から自分のペースで楽しめる「たかヨガ」もYouTubeで配信中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く