【不調や疲れは夏冷えのせい?】1日の〆におすすめ!お風呂でできるお疲れ解消ヨガ

 【不調や疲れは夏冷えのせい?】1日の〆におすすめ!お風呂でできるお疲れ解消ヨガ
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須藤玲子
須藤玲子
2021-08-31

外の気温が上がれば上がるほど、室内にいる時間が増える猛暑の夏。涼しく快適な部屋にいるはずなのに、疲れを感じる人は多いようです。実はエアコンで、自分が思っている以上に体は冷えています。そのため、夏でも体を冷やさないためのケアが必要なのです。今回は夏の温活がテーマ。夏冷えによる不調・疲れを解消する、入浴しながらできる簡単なヨガエクササイズを紹介します。

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夏こそ温活!

私たちの体は、自律神経の働きにより、暑い時には汗をかくことで体温を下げ、一定に保てるように調節されています。ところが、ずっと涼しい室内にいると、快適な反面、汗をかきにくい体質になってしまいます。外に出ることが少なく、運動で汗を流す機会もない…。そんな人は夏でも積極的な温活が必要です。体を温めてしっかり汗をかくことで、自律神経の乱れを防ぎ、夏の疲れや不調の原因を減らしましょう!

お風呂で手軽に温活を

運動して汗をかく元気がない…。そんな人でもお風呂なら手軽に汗をかけます。夏こそ湯船に浸かって手軽に温活しましょう。発汗機能が整い、体温を調節しやすい体へと導いてくれますよ!更に、入浴しながらできる簡単なエクササイズを取り入れることで、冷えによるむくみやだるさなど、1日の疲れを解消することも可能です。体も心もスッキリして良い眠りにつけるようになるでしょう。

入浴しながらできる!簡単バスタイムエクササイズ

ヨガのポーズを湯船の中でやってみましょう。温熱作用による血行促進効果をはじめ、浮力作用で筋肉や関節が休まりリラックスできたり、逆に水圧による心地よい負荷を感じたり…いつもとは違った感覚も味わえます。2つのヨガポーズでじんわり良い汗をかきましょう!

1.湯船でキャット&カウポーズ

背骨をなめらかに動かして、自律神経のバランスを整えるキャット&カウポーズ。湯船でやる時は、四つ這いではなく膝を立てて座った姿勢で行います。

湯船で行うキャット&カウポーズ
1.膝を立てた楽な姿勢で座り、膝裏や腿裏を手で掴む。
2.吸う息で骨盤を立て、胸を引き上げて背骨を伸ばす。(キャットポーズ)
3.吐く息で骨盤を後ろに倒し、背骨を丸める。(カウポーズ)
4.呼吸に合わせて動き、10回程度繰り返す。

やり方

1.膝を立てた楽な姿勢で座り、膝裏や腿裏を手で掴む。

2.吸う息で骨盤を立て、胸を引き上げて背骨を伸ばす。(キャットポーズ)

3.吐く息で骨盤を後ろに倒し、背骨を丸める。(カウポーズ)

4.呼吸に合わせて動き、10回程度繰り返す。

2.湯船で鷺のポーズ

血液やリンパの流れを促進し、エアコンによる冷え、巡りの悪さからくる脚のむくみを解消する鷺のポーズ。湯船でやる時はタオルを使った優しいバージョンで!少しずつ腿裏やふくらはぎの筋肉をほぐし、じっくりストレッチしましょう。

湯船で行う鷺のポーズ
1.両足を前に出し、背筋を伸ばして座る。
2.片膝を曲げて胸に引き寄せ、足裏にタオルをかける。
3.両手でタオルを持ち、息を吐きながら膝をゆっくり伸ばす。
4.かかとを突き出し、ふくらはぎや腿裏の伸びを感じながら5~10呼吸程度気キープ。脚を入れ替えて同様に行う。

やり方

1.両足を前に出し、背筋を伸ばして座る。
2.片膝を曲げて胸に引き寄せ、足裏にタオルをかける。
3.両手でタオルを持ち、息を吐きながら膝をゆっくり伸ばす。
4.かかとを突き出し、ふくらはぎや腿裏の伸びを感じながら5~10呼吸程度気キープ。脚を入れ替えて同様に行う。

バスタイムエクササイズのポイント

湯船の中で滑らないように、注意しながら行いましょう。お尻の下にお風呂で使えるパッドなど、滑り止めになるものを敷くと安心です。リラックスしながらのんびり行います。回数やキープ時間を調節して、じんわり汗をかく程度にできるといいですね!

最後に

まだ暑い日が続きますが、8月半ばになると徐々に秋の気配が出てくる季節です。変化の大きいこの時期は、一年の中で最も不調になりやすいともいわれています。夏の怠さや疲れを体に蓄積しないように、早めに解消しましょう。夏こそ温活です!少しだけ時間をかけてバスタイムを効率よく使いましょう。今回紹介したエクササイズの前後に自分の体に触れ、優しくマッサージをするのもおすすめです。リラックスと不調改善を兼ねて、夏でも充実のバスタイムを!

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須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



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