土用の丑の日(7月25日/8月6日)周辺は胃のケアをしよう|夏に起こる胃痛の原因と対策

 土用の丑の日(7月25日/8月6日)周辺は胃のケアをしよう|夏に起こる胃痛の原因と対策
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半田葉子
半田葉子
2021-08-05
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胃以外に現れる夏のからだの症状

◆背中が痛くなってはいませんか
胃の炎症が悪化した場合、背中の痛みとして表れることがあります。胃に症状がなくても、背中の痛みが生じた場合は胃を酷使していないかも疑ってみましょう。
※背中の痛みの原因はさまざまです、痛みが長引く場合は病院で診察してもらいましょう。

◆口内炎や舌が白くなる「苔」が生えていませんか
胃の炎症は口内炎や舌の表面に白い苔としても現れます。舌の色が白い時は冷たいものの取り過ぎによる消化不良、 舌の色が黄色い時は刺激物のとり過ぎなどによる胃酸過多の可能性があります。また、 口臭は胃の働きが低下している場合があります。

◆腸にも負担がかかっています

腸
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「胃腸」という言葉があるくらい、私たちの胃と腸には深い関係があります。胃のケアと同時に腸のケアも心掛けましょう。
腸については||【医師監修】痩せない・肌荒れ・冷え・生理痛・憂鬱…全て腸に原因があるかも?「プチ不調が整う腸活」 ||をご覧ください。

◆夏は自律神経も乱れがちです
冷たい物や辛味・酸味のある刺激物の強い食べ物、長時間の冷房による冷えなどで、夏は自律神経も乱れがちです。自律神経の乱れは、感情の起伏や不眠、腸の影響も大きく体調を崩しやすくなります。寒暖差アレルギーは自律神経の乱れが大きくかかわっています。
その他、食べ物の中でも全粒穀物などの食物繊維は胃ではなく小腸で消化されるのに対し、精白精製穀物や精白粉・砂糖・アルコール・化学物質や薬品などは、直接胃から吸収され栄養素やその成分が血液や体液に早く到達してしまう傾向があります。その結果、血液やリンパ液などの体液は酸性に傾き、血糖値の急上昇や食物性アレルギーなどを引き起こす原因にもなるため、精製された食品や添加物の多い食事、お酒や薬の飲み過ぎには注意しましょう。

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半田葉子

半田葉子

バウエル腸セラピスト/vegan菓子 [ 素果子|sugashi ] 店主 幼い頃から環境問題に興味を持つ。20代に心身のバランスを崩したことをきっかけに「からだに入れる選択」「免疫力」「心と身体のバランス」「出す力」の大切さに気づき、自然生活に活かせる食や腸を学びはじめる。会社員、自身のカフェでの菜食調理、地方veganカフェの立ち上げやメニュー提供、海外のオーガニック事情調査、腸講師などを経て、「からだ想いのお菓子を」とオンラインストア [ 素果子|sugashi ] を始動。お菓子作りを続ける傍ら、 長年のマクロビオティック生活と自身の経験や知識を活かし、個人の体質改善カウンセリング・腸マッサージの施術を行っている。InstagramID:kurashinotane_



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