前屈が辛いのは老化のサイン?腿裏の柔軟性を高めて若返る2つの快適ストレッチ

 前屈が辛いのは老化のサイン?腿裏の柔軟性を高めて若返る2つの快適ストレッチ
Adobe Stock
須藤玲子
須藤玲子
2021-07-02

加齢と共に変わっていく私たちの体。以前は楽にできたはずの前屈ポーズが苦手になった…そう感じている人はいませんか?もしかしたらその原因は、腿裏の筋肉(ハムストリングス)が衰え、硬くなったせいかもしれません。ここが硬くなると体を動かしにくくなるだけでなく、体形が崩れ、老けて見えてしまうことも…。今回は「腿裏の筋肉を柔らかくして若返る」をテーマにおすすめのストレッチを紹介します!

広告

腿裏(ハムストリングス)の柔軟性と老化の関係とは?

ハムストリングスは腿裏にある大きな筋肉で、股関節や膝関節の安定した動きに大きく関わっています。そのため、この筋肉が硬くなると、股関節や腰、膝に違和感が出ることもあります。また、骨盤が後ろに傾いて猫背になるなど、見た目にも影響がでてきます。姿勢が悪くなると筋肉の衰えが進み、お腹に脂肪がついたり、お尻が垂れたりすることも…。つまり、腿裏の筋肉が硬くなると体の痛み、姿勢やスタイルの崩れを引き起こし、中身も外見も老ける原因になってしまうのです。

腿裏(ハムストリングス)の柔軟性を高めるストレッチ

自分の体の自然な重みを利用して、無理なくできるストレッチを紹介します。体勢は異なりますが、どちらも体を2つ折りにして腿裏(ハムストリングス)の柔軟性を高める、前屈のストレッチです。負担を軽くするため、ブランケットやクッションなど身近にあるものを使って行います。ターゲットと効果は同様なので、やりやすい方を選んでやってみて!

1.上半身の重みを負荷にしたストレッチのやり方

上半身の重みを負荷にした腿裏(ハムストリングス)のストレッチ
1.お尻の下と膝の下にブランケットやクッションなどを入れて膝を軽く曲げた状態で座る。
2.上半身の力を抜いて背中の自然な丸みを保ったまま前屈し、体を2つ折りにする。
3.上半身の自然な重みを負荷にしながら、ゆっくり5呼吸キープする。

1.お尻の下と膝の下にブランケットやクッションなどを入れて膝を軽く曲げた状態で座る。

2.上半身の力を抜いて背中の自然な丸みを保ったまま前屈し、体を2つ折りにする。

3.上半身の自然な重みを負荷にしながら、ゆっくり5呼吸キープする。

お腹と腿の間に隙間ができてしまう場合は、クッションなど抱えて隙間を埋めると快適になります。また、膝下の高さも、自分に合うように調節しましょう。

広告

AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

上半身の重みを負荷にした腿裏(ハムストリングス)のストレッチ
下半身の重みを負荷にした腿裏(ハムストリングス)のストレッチ