むくみや股関節のつまり感&不快感を劇的に軽くする!股関節はめ込みヨガ
脚の付け根につまり感があったり、むくみを感じる方は、股関節のはまりが悪い可能性があります。脚の付け根の骨格調整で骨から整え、脚の付け根のつまり感、むくみを流していきましょう!
股関節はズレる?
股関節は「球関節」という関節です。球関節とは、一方の骨の骨の頭の部分が丸くなっており、もう片方の骨がお皿のような形になっておりポコッと骨がはまっているような形をしている関節のことです。しっかりと骨がはまり込んでいるように思えますが、実は関節の周りについている筋肉に引っ張られたり、体の使い方のクセにより、骨の位置がズレて、スポッと正しい位置にはまらないことがあります(ズレとはいえ数ミリなので、脱臼のように骨がはずれてしまうようなズレとは違います)。
股関節をはめ込む重要性
股関節のズレは、数ミリ、または髪の毛1本分くらいのズレかもしれませんが、このズレが原因で脚の付け根のつまり感やむくみの原因になることもあります。さらに股関節は上半身と下半身をつなぐ要の関節。この関節のズレ=ゆがみは、ジェンガ(木製の積み木)の下の方のズレが起きたときと同じく、上に上がるほど影響範囲が大きくなることも。股関節のゆがみが巻き肩などの姿勢不良を生んでいることもあるのです。
股関節の位置を整えよう!
動画に合わせて股関節のはめ込みを行っていきましょう。股関節を動かしている意識を常に持ちながら動くと、効果が高まります。
やり方
1.脚の付け根を緩め、このあとのエクササイズの効果を出しやすくします(適度に)
2.横座りになったら、両手を右側、左側に動かして股関節を動かしていきます(2往復程度)
3.膝立ちになり、お尻を後ろに引く動きで股関節の奥から動かしていきます(10回程度)
4.ふくらはぎを重ねたら、お尻で円を描いていきます(5~10周程度)
5.わきの下を体の前に伸ばして休憩のストレッチを行います
6.正座から頭をマット(または重ねた手の上)に置き、呼吸を整えます
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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