【全部当てはまったら要注意】女性に多い「内股O脚」|内股O脚さんの共通点3つと改善ポーズ
脚が曲がってみえるO脚…。見た目だけでなく体に痛みを引き起こす可能性もあるので、ぜひ改善していきたいところ。一体何がO脚の原因となっているのでしょうか?今回は特に女性に多い「内股O脚」になりやすい人の共通点3つをチェックしていきます。
O脚とは?
O脚とは「左右の内くるぶしをつけて立った時、膝がくっつかない」状態のことです。体を正面から見た時、脚のラインが外側に湾曲して「O(オー)」の形になるので「O脚」と呼ばれています。
O脚の種類
ひと言でO脚と言っても様々なパターンがあり、大きく分けると「ガニ股O脚」「内股O脚」「先天性O脚」の3つに分類されます。
■ガニ股O脚:男性に多く、膝とつま先が外側にねじれている状態
■内股O脚:女性に多く、膝とつま先が内側にねじれている状態
■先天性O脚:生まれつき骨の形や関節が外側に湾曲している状態
こうしてみると、同じO脚でも関節のねじれ方や原因などが違うことがわかりますね。今回は女性に多い「内股O脚」にスポットを当て、その特徴を確認していきます。
内股O脚の特徴
①股関節が内回し
②膝が内側を向く
③足首が内側に倒れる
内股O脚のデメリットとしては「脚が曲がって見える/短く見える」「お尻が横に広がる」「外腿が張り、内腿に脂肪がつきやすい」「外反母趾や、膝・足首・股関節などの関節に痛みが出るリスク」などが挙げられます。見た目が気になるだけでなく変形性股関節症や変形性膝関節症などに繋がることも考えられますので、ぜひ改善を目指しましょう。では一体何がO脚の原因となっているのでしょうか?O脚になるきっかけは人それぞれですが、日常生活の姿勢にいくつか共通点がみられます。骨盤や股関節、脚の関節にねじれや歪みを生んでしまう原因となっているのはどんな姿勢なのか、チェックしていきましょう。
内股O脚になる人に多い共通点3つ
土踏まずがつぶれている
重心が偏り土踏まずがつぶれてしまうと、立った時の土台がアンバランスになってしまい、足裏からのエネルギーがまっすぐ上に伝わりません。すると脚だけに限らず体全体のバランスが崩れてしまいます。まずは足裏の四隅にバランスよく体重をかけること、そして足裏で床を踏みしめるようにして立つことを意識してみてください。
日常的に横座りやぺたんこ座りをする
横座りやぺたんこ座りは、片脚または両脚の股関節が内回しの状態に。その結果内股O脚を強めてしまい、さらにはお尻も横に広がってきてしまいます。床に座る場合は長座またはあぐらがお勧めです。どちらの座り方でも腰や背骨をまっすぐ伸ばして座り、また長時間同じ姿勢にならないよう気をつけましょう。
椅子に座ると、つい膝が開く
膝が開くということは、内腿の筋肉や骨盤まわりの筋肉が弱くなっているサイン。体を中心に寄せる力が弱いと脚のラインが外側に広がりやすく、O脚が改善されにくいです。普段から内腿や骨盤を中心軸によせることをイメージしてみましょう。実際に内腿の間に物を挟んで座ってみるのもお勧めです。
もしかしたら「無意識で3つともやっていた…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。まずは自分自身のクセに気がつくことが改善への第一歩!真っすぐな脚を育てるつもりで、よい習慣を身につけていってください。1分で出来るO脚改善ポーズをご紹介しますので、是非やってみてくださいね。
O脚改善!フラミンゴポーズ
やり方
1. 両足をそろえて立つ/両手を腰にそえる
2. 片膝を曲げて持ち上げる/膝は正面に向ける(3~5呼吸ホールド)
・ポイント:軸足の足裏四隅でバランスよく床を押す/体を中心軸に引き寄せる
3. ゆっくり脚を下ろす/反対側も同様に行う
▼注意点を動画でチェック▼
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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