【バンザイするのが辛い人必見】カチカチの肩こりも楽になる!3つの筋肉をほぐす簡単ストレッチ
肩こりを楽にしたくてヨガやストレッチをやってみたけど、肩や背中がガチガチで全然心地よくない…。特に、腕を上げて伸びる動きがつらい…。そんな人はいませんか?肩こりがつらい時、いきなり腕を上げたバンザイの体勢をとると、逆に痛みが強く出てしまうこともあります。そんな時には、もう少し楽にできる方法がおすすめです。肩甲骨や肩、腕をほぐす心地よいストレッチからはじめてみましょう。
バンザイがつらいのはなぜ?
バンザイの動作は、実際は腕だけでなく、肩甲骨や肩の動きと連動しています。そのため、肩甲骨の動きが悪くなると肩関節も動きにくくなり、腕を上げることが困難になるのです。肩や背中がガチガチの時は、肩甲骨周辺をじっくりほぐすと、ストレッチや腕を上げるヨガポーズもやりやすくなりますよ!
バンザイを楽に!意識すべき筋肉とは?
肩や腕の動きをスムーズにして腕を上げやすくするには、肩甲骨に繋がる筋肉の緊張を解いて、肩甲骨の可動域を広げることがポイントです。意識すべき筋肉は以下の3つです。
●僧帽筋(首、背中から肩甲骨についている筋肉)
●菱形筋(僧帽筋の奥にある肩甲骨の内側の筋肉)
●上腕三頭筋(上腕の後面にある二の腕の筋肉)
この3つの筋肉をストレッチすることで、肩や腕が動かしやすくなり、バンザイが楽になりますよ!
僧帽筋・菱形筋のストレッチ
やり方
1.左腕を肩の高さ、床と平行にして前に伸ばす。
2.右肘を曲げ、下から左腕を抱え、息を吐きながら右肩に向かって引き寄せる。呼吸をしながら10秒~15秒程度キープする。
3.反対側も同様に行う。
ポイント
腕を水平に引き寄せることが辛い場合は、斜め下にすると楽になります。肩甲骨が背骨から離れ、背中が広がるイメージでやってみましょう。
上腕三頭筋のストレッチ
やり方
1.肘を軽く曲げて右腕を上げる。
2.左手で右肘を捉え、息を吐きながら頭の後ろに引きよせる。呼吸をしながら10秒~15秒程度キープする。
3. 反対側も同様に行う。
ポイント
肘を捉えることが辛い場合は、手首をつかむと楽になります。角度を調節して、二の腕の筋肉が心地よく伸びているところでキープします。肩や脇の辺りにも呼吸を届けてあげましょう。
心地よくストレッチしよう!
いかがでしたか?どちらも肩の力を抜き、リラックスして行うことで効果が高まります。もちろん、座ったままでもOK。一生懸命になりすぎず、心地よい範囲でやることも大切なポイントです。継続的にストレッチを行うことで、しなやかな肩甲骨・肩・腕の動きにつながり、徐々に肩こりも楽になるでしょう。姿勢も綺麗になって見た目にも違いがでてきますよ!
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く