お腹がポッコリしてる人は内腿の筋肉が弱い?【短期間で結果が出る】効果的なお腹痩せトレーニング
「ポッコリお腹をなんとかしたい!」気になる女性は多いはず。トレーニングを頑張っている人もいるでしょう。お腹を凹ましたいと思うと、つい腹筋だけに意識が向きがちですが、実はもうひとつ意識したい筋肉があります。それは内腿の筋肉「内転筋」です。今回は内転筋をテーマに、日常でできるプチトレからヨガポーズまで、ポッコリお腹に効かせる方法をご紹介!
内転筋とは
内転筋は骨盤の前の恥骨と背面の座骨から始まり、太腿の骨の内側へ伸びている内腿の筋肉。前後から骨盤を守っている筋肉で、内臓を支えている骨盤底筋のはたらきも助けている、重要な役割があります。内転筋を鍛えると、内腿に隙間ができて脚が細く見える!ただそれだけではないのです。鍛えることで骨盤の位置が整い、内臓の位置も整います。内臓が正しい位置に戻ると下腹部がスッキリして、ポッコリお腹も解消される…そんな嬉しい効果もあるのです。つまり、内転筋はボディメイクに欠かせない筋肉と言えるでしょう。
内転筋使えている?
普段の生活ではあまり意識を向けることが少ない内腿。お腹がポッコリしている人の多くは、腹筋だけでなく内転筋が弱っているケースも多いようです。あなたは大丈夫?筋力が落ちていないか、チェックしてみましょう。
・まっすぐ立った時に膝が離れてしまう
・椅子に座った時、気づくと膝が開いている
・脚を組む、足首を絡めて座る癖がある
脚をそろえ、きちんと膝を閉じて立つことや座ることが苦手…そんな人は、内転筋が弱くなっている可能性があります。つい脚を組んでしまう癖も、実は内転筋を使わずに済む方法を自然に選んでいるのかもしれません。今以上に筋力が低下しないよう、気をつけましょう。
内転筋を鍛えてポッコリお腹を解消する方法
意識をしないとなかなか使えない内転筋ですが、普段の生活の中でも鍛えることは可能です。日常生活で鍛える方法、ヨガをしながら鍛える方法、それぞれの角度からアプローチしてみましょう。
日常生活で鍛える方法
とにかく大切なのは、意識を向けること。立つ時には脚の親指側を意識し、重心を内側に寄せましょう。重心が外に逃げないように、お腹の力が抜けない立ち方を!また、座る時は脚を組むのを止め、背筋を伸ばして膝を閉じることから始めましょう。デスクワークなど、長時間座り続ける時にはこっそりトレーニングをするチャンスです。腿の間にペットボトルなど、何か挟んで内腿を締めるトレーニングを!最初は短い時間でOK。背筋を伸ばして座り、内転筋を意識して締めると自然にお腹も引き込まれ、腹筋も鍛えられます。膝を閉じて座る癖が身に着くまで頑張ってみましょう。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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