【眠れない人、肩こりの人は体側が硬い?】脇の下から腰にかけて硬い人のための簡単ストレッチ
体の側面を伸ばすことで得られるメリットとは。
体側が陥りがちな状態
体側とは、わきの下から腰あたりにかけての、体の側面のことを指します。近頃、この体側伸ばしたのはいつでしょうか?普段の生活ではなかなか伸ばすことがない部位かと思います。猫背気味だったり、丸まった姿勢が続くかたは特に注意です。背中が丸まっていると、体側も縮こまった状態が続いています。こうなると、上半身が圧迫されているような状態になるため、呼吸が浅くなりやすくなります。呼吸が浅くなることで自律神経も乱れやすくなります。睡眠トラブルはこういった部分が原因かもしれません。
自律神経の乱れを整えるために
深い呼吸を行うことは、自律神経の乱れを整えてくれます。呼吸を深めるためにも、体側を心地よく伸ばす習慣をつけてあげましょう。今回ご紹介するポーズはお布団の上でももちろんOKです。寝る前はもちろん、朝起きたときなど、ご自身が習慣にしやすいタイミングを決めて行ってくださいね。体側を伸ばすことで肩こりがラクになる場合もありますよ。
体側を伸ばすストレッチと呼吸のポイント
やり方
1.あぐらの姿勢になります。右手は体の後ろ側の床に添え、左手を天井方向に伸ばします。
2.吸う息で背筋を伸ばし、吐く息とともに上体を右に倒します。このとき右手は外側に歩かせて肘を緩めましょう。
3.左の胸を天井に少し開き、視線は左手指先を見ましょう。5呼吸分キープします。
4.吸う息がきたら上体を元に戻し、手を入れ替えて反対も同様に行います。
5.慣れてきたら、上げている指先で大きな円を描き、一緒に上半身も動かします。こうすることで肩回りや上半身のコリも一緒に解放していきましょう。
見落としがちな体側もケアしてあげよう
伸ばすと気持ちいいけれど、伸ばさないからといって痛くなったりするわけではない体側。だからこそ硬くなってしまいがちな部位です。座ったままできるポーズなので、毎日の習慣にしてみましょう。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く