シンガポールで学んだスパイスカレーの魅力|今こそ実感したい、スパイスの力とは

 シンガポールで学んだスパイスカレーの魅力|今こそ実感したい、スパイスの力とは
栗尾モカ
栗尾モカ
栗尾モカ
2021-01-17
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インドのお惣菜がギッシリの宝箱、ミールス。その食べ方とは

ステンレスカップにちょっとずつ盛られたミールス。ちょっとずついろいろな味が楽しめる、なんとも魅力的な外観です。食べる順番や混ぜ方がきっとあるに違いないのですが、その方法はお店の人に直接聞いてみようと思いました。場所はシンガポールのリトル・インディアです。

まずは1店舗目。NYほか、世界中にいくつか出店している歴史ある南インド料理店「ANJAPPAR」です。

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運ばれたミールス 。バナナの葉の上にセットされている

そのままスプーンですくって食べ始めようとしたところ、「ちょっと違う」お店の女性が見るに見かねた様子で、私のテーブルの横についてくれました。そして「まずはカレーを外に出して。バナナの葉の上にスペースを作りましょう」と教えてくれました。

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これから何が始まるのか?トレーからカレーをせっせと外へ出す店員さん
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「これでいい」準備が整ったところ。残したのはポテトとほうれん草のカレー、キャベツのポリヤル(野菜にスパイスを和えたもの)
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まずはチャパティを乗せて...

 

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カレー(今回はマトン)をつけて食します。
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次に、ごはんを少量乗せて、2種の野菜カレーと一緒に楽しみます。ポリヤルを混ぜてもOK!
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甘くないヨーグルトはデザートに食べても良いですが、カレーに混ぜながら頂きます。「ほら、マイルドになるでしょう」
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次に、Resamと呼ばれる酸っぱくてさらさらのスープをごはんにかけ、お茶漬け風にして食べます。こんな風に食べるとは知りませんでした。これがまた、あっさりしていて美味しいです。
ケサリ
デザートにKesariと呼ばれる、セモリナ粉で作られたモチモチの甘〜いお菓子がついてきます。

なかなかの量ですが、カレーの味付けがやさしいせいか胃にもたれずスッキリ。気に入ったのは、最後にお茶漬け風にお米にスープをかける食べ方。日本人の友人と一緒にミールス を食べた時にはこの方法を知らなかったので「トムヤムクンみたいなさらさらのスープがついているんだね」と、スープを単独で飲んでいました。

他のお店のミールスも食べてみよう!と思い、訪ねたのが2軒目の「K.P.S. Restaurant」です。

おじさん
愛想よく撮影に応じてくれたVijayさん

ここでもミールス一択でオーダーを。お肉も食べたかったので、チキンカリーをプラスしました。

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運ばれてきたミールス。野菜カレー(オクラ)や、前のお店同様にResam(最後にお茶漬け風にする酸っぱいスープ)、ヨーグルトなど。構成が似ています。
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前店同様、トレーからカレーを外に出す店員さん。「バナナの葉の上にスペースを作って」と、せっせとセッティングしてくれました。
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セッティング終了。「チキンカレーをメインに、野菜やヨーグルトを混ぜながら色々な味を楽しんで」とアドバイスが。ごはんは大盛りですが、少なめに加えつつカレーを完食

日本でカレーを作る時には、仕上げにヨーグルトを少し加えていましたが、ミールスを食べる時にもヨーグルトをちょっとずつ加えながら頂きます。これが美味しい。数種のカレーを分量を変えながらバナナの葉の上で混ぜると、色々な味の変化を楽しめて飽きることなく頂けます。ハマりそうです。

次は、3軒目の「MADRAS NEW WOODLAND」です。こちらはミールスのカレーの種類が多いと聞いたので、新しい発見があるかもしれないと思い足を運んでみました。

大量ミールス
「VIP Thali」という欲張りなミールス 。こんなに豪華なのに$10.9という良心価格

他のお店と比べてカレーの種類が増え、ビリヤニやチャパティ、さらにパパド と呼ばれる豆から出来た薄焼きおせんべいもセットになっていました。 

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ぷっくり膨らんだアツアツのチャパティの中は空洞。最初にスナックのように食べても、カレーと一緒に楽しんでもOK

 

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薄い塩味が効いたパパド 。店員さんが「デザートにつけると美味しいよ」
と教えてくれたのでトライ。とろみとクリスピーな食感の相性が◎

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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ケサリ
おじさん
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大量ミールス
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手で
さくんたら
定食
手で
素手