シンガポールで学んだスパイスカレーの魅力|今こそ実感したい、スパイスの力とは
インドのお惣菜がギッシリの宝箱、ミールス。その食べ方とは
ステンレスカップにちょっとずつ盛られたミールス。ちょっとずついろいろな味が楽しめる、なんとも魅力的な外観です。食べる順番や混ぜ方がきっとあるに違いないのですが、その方法はお店の人に直接聞いてみようと思いました。場所はシンガポールのリトル・インディアです。
まずは1店舗目。NYほか、世界中にいくつか出店している歴史ある南インド料理店「ANJAPPAR」です。
そのままスプーンですくって食べ始めようとしたところ、「ちょっと違う」お店の女性が見るに見かねた様子で、私のテーブルの横についてくれました。そして「まずはカレーを外に出して。バナナの葉の上にスペースを作りましょう」と教えてくれました。
なかなかの量ですが、カレーの味付けがやさしいせいか胃にもたれずスッキリ。気に入ったのは、最後にお茶漬け風にお米にスープをかける食べ方。日本人の友人と一緒にミールス を食べた時にはこの方法を知らなかったので「トムヤムクンみたいなさらさらのスープがついているんだね」と、スープを単独で飲んでいました。
他のお店のミールスも食べてみよう!と思い、訪ねたのが2軒目の「K.P.S. Restaurant」です。
ここでもミールス一択でオーダーを。お肉も食べたかったので、チキンカリーをプラスしました。
日本でカレーを作る時には、仕上げにヨーグルトを少し加えていましたが、ミールスを食べる時にもヨーグルトをちょっとずつ加えながら頂きます。これが美味しい。数種のカレーを分量を変えながらバナナの葉の上で混ぜると、色々な味の変化を楽しめて飽きることなく頂けます。ハマりそうです。
次は、3軒目の「MADRAS NEW WOODLAND」です。こちらはミールスのカレーの種類が多いと聞いたので、新しい発見があるかもしれないと思い足を運んでみました。
他のお店と比べてカレーの種類が増え、ビリヤニやチャパティ、さらにパパド と呼ばれる豆から出来た薄焼きおせんべいもセットになっていました。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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