【歪みの原因】ヨガ講師がやらない「座り方」4選|おうち時間が長くなったからこそ気を付けたいこと

 【歪みの原因】ヨガ講師がやらない「座り方」4選|おうち時間が長くなったからこそ気を付けたいこと
Saori Takagi
高木沙織
高木沙織
2020-12-13
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3・安楽座からの骨盤後傾

続いては安楽座(あぐら)からの骨盤がうしろに傾いた座り方です。

安楽座からの骨盤後傾
安楽座からの骨盤後傾

ヨガの基本座法である安楽座はレッスン中やプラクティスの最中は骨盤を立て、左右の座骨に均等に体重を乗せて座ることを意識しますが、自宅でのちょっとしたリラックス時などでは骨盤を後傾させ、猫背の姿勢になってしまう人も多いでしょう。

そうなると、骨盤の歪みが生じることに加えて背中が丸まり、内臓がギュッと圧迫されて働きが悪くなることも考えられます。

4・壁にもたれて座る

最後はこの座り方。

壁にもたれる
壁にもたれて座る

左右どちらかの壁にもたれる、です。

この姿勢をしていると骨盤の上下の傾きが生じ、壁のほうに向けて背骨はカーブ、それが首までつながって身体が弓なりに曲がってしまいます。

みなさん、心当たりのある座り方はありましたか?

座り方の注意点

ここでは4パターンの気を付けたい座り方を紹介しました。

いずれも身体を痛めたり、歪みを作ったりする原因になるので気が付いたら姿勢を正すようにしましょう。

ポイントは……

・左右どちらか一方に偏った座り方をしない(座骨に均等に体重を乗せる/脚の向きを揃えるなど)

・骨盤を立てる

この2点を意識すること。

床に座る場合はクッションや座椅子を使ってお尻の位置を高くすると骨盤が後傾しにくくなり、椅子に座る場合は背もたれに頼りすぎないことで骨盤が起きた姿勢を保つことができるでしょう。

外にいるときや誰かといるときは適度な緊張感をもって姿勢を意識しますが、自宅ではフーッと力を抜いてリラックスして座ることが多いでしょう。もちろんそれは悪いことではありませんが、上記のような姿勢で長時間過ごすことがないように気を付けたいものです。

ライター/高木沙織

ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。産前産後ヨガインストラクター資格、Core Power Yoga CPY®、筋膜リリースヨガインストラクター資格を保有。

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