ポーズ練習でケガをしないための心得とは?現役アクロバットパフォーマーがヨガと出会い学んだこと

 ポーズ練習でケガをしないための心得とは?現役アクロバットパフォーマーがヨガと出会い学んだこと
photo by Takuya Kojima
君嶋瑠里
君嶋瑠里
2020-09-05
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心の緊張が体の緊張につながっている

―――最後に、小島さんからポーズで悩んでいる人に向けて、ご自身のこれまでの経験を踏まえメッセージをお願いします。

目的のポーズがなかなかできずに悩まれている人は多いかもしれませんが、まずはネガティブになりがちな心の緊張を解くことをお伝えしたいですね。やはり心の緊張は体の緊張にもつながりポーズにも影響すると思いますので…。そして、安全を考慮したうえで「当たり前になるまで練習し続けること」これが一番大切だと思います。最初は誰もがいきなり難易度の高いポーズを行えるわけではありません。練習を繰り返すなかで使える筋肉がだんだんわかっていき、体がその感覚を学習していきます。たとえば、人は歩行する時って歩くことを意識したりはしないですよね?そのくらい体が当たり前の感覚になるまで地道に練習を重ねるしかないのです。物事を極めるためには習慣化がとても大事で、日常生活のなかでルーティン化して自然に練習ができる、そういう人は上達が早いです。そのうち頭で意識しなくとも自然と目的のポーズができるようになっているでしょう。もしも練習でモチベーションが上がらなかったり続けられないと思ったら、お金をかけてみるのもいいと思います。お気に入りのウェアを揃えてみたり、音楽やアロマにこだわってみたり、指導力のある指導者のもとで学んでみたりなど…。自分にとって揺るがない練習時間を保てることが一番かもしれないですね。ポーズの完成はギフトだと思って、そんなプラクティスの時間を大切にしてみてくださいね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

君嶋 瑠里(@ruripirarucu)がシェアした投稿 - 2020年 8月月16日午前12時40分PDT

お話を伺ったのは…小島拓也さん
ヨガインストラクター、フィットネスインストラクター、エアリアル・アクロバットパフォーマー。日本で唯一のサーカス学校である沢入国際サーカス学校修了後、パフォーマーとして活動開始。某テーマパーク、ミュージカル、舞台でのアクロバット出演や、有名アイドル、アーティストのバッグパフォーマーとしても出演する。現在はダンス専門学校での講師、ヨガインストラクター、フィットネスインストラクターとしても活動中。またキッズや初心者向けの倒立教室も開催。気さくな人柄と、的確な指導が人気。HP:https://urawa-shisei-kaizen.com

ライター/君嶋瑠里
ヨガインストラクター(RYT200)/F-Rピラティスインストラクター(BI) ヨガスタジオ、ホットヨガスタジオ、フィットネスクラブ、公共施設にてヨガやピラティスを指導。フィットネスクラブでの活動が多数。機能改善やボディメイクについて勉強中。Instagram:@ruripirarucu

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