常に忙しさを感じる人に│リストラティブヨガで得られる「何もしない」ことの効果とは
マインドの忙しさ
体の動きがとまって「することがない」と心が働きだします。SNSで情報を負うことが日常となっている私たちのマインドは動き続けていることが普通の状態。リストラティブヨガのポーズをとっている最中に過去のことを思い出したり、クラスの後にすること(未来のこと)を考えてしまうのはよくあることです。でも、起きたことはいくら考えても戻らないし、先のことを考えてもまだ始まっていません。いきなり「何も考えない」ようにするのは難しいかもしれませんが、過去や未来のことは手放して、体を休めている今の自分の状態に少しずつ意識を向けるようにしましょう。
「あえて休む」ことの大切さ
日頃忙しくしていると休む時間がもったいないと感じたり、そもそも「休もう」と考えなくなってしまうこともあります。リストラティブヨガでしっかりと心身を休めることで、じっとしているだけで何も生み出さないように思える時間が心身に大きな効果をもたらし、忙しくても休む時間をきちんと作ることの大切さに気づくでしょう。
常に何かをしている、考えている状態(Doing)から、動きをとめてただそこにいる状態(Being)を味わう時間を持つことは、時間に余裕がない、忙しいと感じる人にこそ大切です。リストラティブヨガはプロップスを多く使い、配置の仕方もそれぞれの人にあった微調整が必要になるため、スタジオのクラスで受けるのがおすすめです。何もしない、積極的な休息をぜひ体験してみてください。
ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラスをしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指して活動中。Lizzie Lasater リストラティブヨガ・ティーチャートレーニング修了。Instagram:@kayoko_yo
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