股関節の硬さを克服!開脚した時に痛い部位別おすすめのヨガ前ストレッチ&ヨガ動画
ヨガを始めてしばらく経つのにいつまでも股関節が硬くてなんとかしたいと思っている方、結構多いようです。そんな方は、闇雲に柔らかくしようとがんばってもかえって怪我の原因になってしまうかもしれません。今回は、その股関節の硬さの原因別にヨガ前に行うお勧めストレッチをご紹介します。
開脚をすると痛い場所がポイント
開脚をしてみると股関節の硬さや違和感がわかりやすいと思います。まずは、確認のために開脚をしてみましょう。開脚をしてみたときに、どのあたりに痛みや違和感、詰まるような感覚がありますか?
1. 股関節の外側
歩く時に腹部をはじめとしたインナーマッスルをバランスよく使えておらず、大腿直筋ばかり使って前ももが張ってしまう人に多い。
2. 股関節の内側か内ももの付け根
日常的に内ももを使えていないために内ももが固まっている人に多い。わからない場合は、太ももに力を入れて立った時にどこが緊張するか観察します。内ももに力が入り緊張していたら、内ももが使えています。
3.ひざ上の内側
内股の人に多い。自分が内股かわからない場合は、膝のお皿の中心と脛の位置を確認してみましょう。膝が脛よりも指1本分近く内側に入っているようなら、内股の傾向があるでしょう。
痛む場所に合わせてストレッチを行おう
1に当てはまる方にお勧めのストレッチ
【やり方】
右側を向いて横たわり、左手で枕をつくり、両膝を曲げる。右手で右足を掴み、後ろに蹴り出すようにして引っ張る。前ももが心地よく伸びていたら数呼吸キープする。反対側も同様に行う。
2に当てはまる方にお勧めのストレッチ
【やり方】
両足を足1本分程度に開いて立ち、膝を曲げて腰を落としたら、右手で左側の内ももや太もも裏を叩きます。反対側も同様に叩きましょう。
余裕があれば、ひざに手を置き、肩を片側ずつ交代で前に出しながら手で膝を押します。
3に当てはまる方にお勧めのストレッチ
【やり方】
両足を腰幅よりやや広く開いて立ち、膝を曲げたまま膝を外向きにし、外向きのまま起き上がってきます。これを5回〜10回繰り返しましょう。
余裕があれば、膝を外向きにした状態で太もも裏の内側を叩きましょう。
股関節を柔らかくするヨガ動画
ストレッチが終わったら、アーサナを取ってみましょう。以下の動画で股関節を力強く使っていきます。痛みや違和感があるアーサナは無理をせずにおやすみしましょう。
ライター/磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出会い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーションでのレッスンのほか、オンラインレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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