自律神経にまつわる誤解|過度なリラックスの落とし穴と対策は

 自律神経にまつわる誤解|過度なリラックスの落とし穴と対策は
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24時間働き続け、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールしてくれる「自律神経」。自律神経が乱れると、緊張状態が続き、不安やだるさなど様々な不調があらわれます。そんな時、わたしたちはリラックスを求めがちですが、過度なリラックスは健康に対して逆効果。リラックスしすぎによるデメリットと、その対策を、自律神経の働きとあわせてご紹介します。

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そもそも「自律神経」とは

自律神経は活動時に働く交感神経と休息時に働く副交感神経のふたつからなり、これらが優位になったり劣位になったりしながらシーソーのようにバランスを保っています。

そして、2種類の神経がどう作用するかによって、心や体の調子は変わります。

交感神経が優位になると

イライラしたり驚いた時など、心拍数や血圧が上がり、心身に緊張やストレスが加わった時にその働きが活発になります。

副交感神経が優位になると

休息や睡眠時など、心拍数や呼吸のリズムが落ち着いていて、リラックスしている時に働きます。

交感神経=悪いもの?

忙しくてストレスがたまった時は副交感神経を優位にさせましょう、副交感神経の働きを高めて自律神経を整えましょう、などと聞いたことはありませんか?ヨガでも自律神経という言葉はよく出てきます。

では、交感神経はマイナスな存在、活動を抑えたいもので、副交感神経の働きが活発になることが体にとって良いことなのでしょうか…?

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