寒くなると憂鬱に…「冬季うつ」の症状と5つの対処法

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寒くなると憂鬱に…「冬季うつ」の症状と5つの対処法

石上友梨
石上友梨
2019-12-09

冬になると気分が落ち込んでしまう…なぜだかやる気が出ない…冬の気分低下に悩む方はいらっしゃいますか?今回は冬の季節に気分が落ち込む冬季うつについて紹介します。

冬季うつとは?

冬季うつとは、冬の季節になると気分が落ち込んでしまう季節性うつのことです。秋から冬にかけて症状があらわれ、春になると自然に回復していきます。他に明らかな原因やきっかけがなく、毎年季節ごとに同じパターンを繰り返します。

このような季節性のうつは、1984年にアメリカの精神医学者ノーマン・ローゼンタールが「季節性気分障害(Seasonal Affective Disorder SAD)」と命名したことが始まりです。

冬季うつの症状

ストレスフルな出来事など、季節以外に明らかな原因がなく、気持ちが落ち込んでしまいます。また、季節性のうつでは、気持ちの落ち込みの他、気力の減退、過眠、過食、体重増加、炭水化物渇望などの症状が特徴です。冬になるとやる気が出ない、たくさん寝てしまう、たくさん食べて体重が増える、特にやたら炭水化物が食べたくなる…といった症状のことです。そして、高緯度地方で生活している方や若年層の方が発症しやすいと言われています。例えば、日本で生活していた方が、高緯度地方である北欧に移住して冬季うつに悩まされるケースもあります。

冬季うつに限らず、冬は憂鬱になりやすい

冬季うつに限らず、一般的に人は冬季の方が気分が落ち込みやすく、睡眠や食欲も影響を受ける傾向があります。

これらは日照時間や概日リズム(体内時計)と関係があると考えられています。私たちは朝に日光を浴びることで、「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されます。セロトニンは、気持ちの安定や自律神経のバランス、体内時計の調整などと関連します。セロトニンが不足すると、気持ちが不安定になったり、落ち込みやイライラ感、やる気の低下、不眠といった症状がみられます。

秋になると日照時間が短くなり、それに伴い体内のセロトニンの分泌も減少する傾向にあります。また、概日リズム(体内時計)が乱れることで気分に影響を与えます。不規則な生活リズムや、日照時間の変化により、体内時計が外界の環境変化と大きくずれてしまうと、さまざまな生理機能に異常が生じます。

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