なぜ40代から介護予防が必要か|健康寿命をのばす「健幸習慣」とは【チェックリスト付き】
2.生きがいを持つ
人に必要とされ自分らしく誰かの役に立てる状況にある人は、おのずと健康行動をとることが多く、ヨガや食事などの健幸習慣を日常化する意欲につながります。
3.自分なりの前向きな死生観を持つ
心が良い状態でないと体を動かす気力がわきません。死は未知である故に怖さが先立ちますが、死に対して前向きな解釈ができると、ライフステージの変化や年齢を重ねることをプラスに捉えることができます。
死生観というと難しく感じますが、山田先生の場合はどのように解釈しているのでしょうか。
「私の場合、死は『END』ではなく『RESET』という感覚。現世で役割を終えたときに迎えるのが『死』であり、しばしの充電期間を経て新たな役割を得たときに『戻ってくる』。そう考えると死への恐怖が薄れ日々をいきいきと過ごせるのです。」(山田先生)
体と心の両面からアプローチし、軽やかな心身を維持することが介護予防の大切な一歩。まずは現在の習慣を変えることから始めてみませんか?
出典:厚生労働省「平成22年都道府県別生命表の概況」p18,20
出典:『アーユルヴェーダ入門―インド伝統医学で健康に!脈診・ヨーガ・マッサージ・食事などで病気と老化をふせぐ』
出典:アルツハイマー病の病態発現仮説(京都府立医科大学)
教えてくれたのは…山田いずみ先生
インド政府公認ヨーガインストラクター、シニアヨガインストラクター、チェアヨガインストラクター、チョプラセンター認定瞑想ファシリテーター、マクロビオティックスクール・リマ師範科修了。自身の祖母が体操で元気になっていく姿を見てヨガインストラクターになる。 介護施設や公民館などで高齢者を対象にヨガを指導。自身も山梨県北杜市にて自然のリズムで暮らすホリスティックな生活を実践中。ヨガ以外にも、食養生、摘草料理、瞑想などの経験を、講座、ワークショップ、リトリートなどで人々に伝えている。
リトリート情報:2020年3月開催、八ヶ岳「ゆるふわごはんと癒しのお籠り会」申し込み受付中!
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