整形外科医が指南|あなたはいくつ当てはまる?ゆがみ・不調の悪習慣を診断チェック
ゆがみ・不調につながり、ヨガの上達を妨げる要因にもなりうる悪習慣、あなたはいくつ当てはまりますか? 早速、整形外科医の井上留美子先生による問診リストをチェックしてみましょう!
ヨガの上達を妨げるゆがみと不調。1つでも当てはまると影響の可能性アリ!
日々繰り返されることでゆがみや不調を招き、ヨガの上達を妨げるのは体の使い方の「悪いクセ」。自分では気づきにくい、代表的な「3大悪いクセ」の有無をチェックしてみましょう。1つでも当てはまる項目があったらクセがあり、すでにその影響が出ている可能性大 !
まずは動きでチェックしよう
・肩甲骨と背中の間に指を入れると入る深さが左右で異なる
→1.左右偏りグセへ
・片足ずつ全速力で貧乏ゆすりをすると左右でスピードが異なる
→2.筋力不足へ
・仰向けになると腰の下に隙間ができる
→3.浅い呼吸グセへ
1.左右偏りグセをチェックしよう
左右どちらかに偏った体の使い方がクセになると体の中心がずれてしまい、ゆがみに発展。自覚していなくても、体が常に傾いている状態になります。
・椅子に座るときは脚を横に流す
・椅子に座ると脚を組んでしまう
・片足に重心をかけて立つ
・いつも同じ側でバッグを持つ
・靴底の減り方が左右で違う
・片手で頬づえをつく
・食べるときは常に同じ側の歯で噛む
・スカートやネックレスが回ってしまう
・髪を下ろしていて分け目が左右非対称
2.筋力不足をチェックしよう
筋肉は体の前後左右でバランスを取り合いながら働いています。力を使わない、体幹を立てない、動きが小さいなどのクセで筋力が不足するとバランスが崩れ、ゆがみや不調に。
・椅子に座っていると自然に膝が開く
・猫背だ
・ヒールを履くと膝が曲がる
・歩きながらお尻が左右に揺れる
・腕が疲れるので吊り革は使わない
・腕組みをよくする
・何もない所でよくつまずく
・立っていると手を腰に当ててしまう
・ペットボトルのふたが開けづらい
3.浅い呼吸グセをチェックしよう
ストレスや食いしばり、悪い姿勢による胸まわりの硬さなどが引き金になって、呼吸は浅くなりがち。心身をリラックスに導く、深い呼吸がしづらくなります。
・気づくと息を止めていることがある
・あくびがよく出る
・無意識に口をポカンと開けてしまう
・集中力がない
・知らず知らず歯を食いしばっている
・時々大きく息をつきたくなる
・就寝中に歯ぎしりする
・肩甲骨まわりがこりやすい
・前かがみの姿勢をよくする
教えてくれたのは…井上留美子先生
医療法人社団成東会松浦整形外科 院長。クリニックでの治療に加え、ヨガインストラクターへの運動指導も実施。予防医学としてのヨガに着目した「整形外科ヨガ」の講座も
開催している。
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