アラフォーヨガ初心者!本田ゆうすけのインド修行記【ヨーガスートラを読もう編#30】
ペース配分…大丈夫かな??
深遠なヨガ哲学にもつながる、このヨーガスートラ。教えてくれるのは、哲学担当のルチカ先生。RYT200の講義においても、ヨガの歴史や基本的な概念を教えてくれました。難しい内容でも、ルチカ先生はかみ砕いた表現でわかりやすく解説をしてくれます。唯一わかりにくかったのは、インドで絶大な人気を誇る‟クリケット”というスポーツを引き合いに出して例え話をしてくれた時でしょうか。「そう、例えばあのクリケット選手のようにね!」と説明されても、僕たちはクリケット自体をよく知らないのでピンときませんでした(笑)。
さておき、RYT500では、前述したヨーガスートラの一つ一つの文を、ルチカ先生が解説してくれるのです!ルチカ先生の哲学熱は、この講義でもヒシヒシと伝わってきました。前ページでも紹介した、一番最初の「さあ、これからヨーガの話をしよう」という言葉。この中の「さあ」は、Atha(アタ)というサンスクリット語を訳したものなのですが、なんとこの「Atha(アタ)」という単語の解説や議論だけで、1時間を費やしました(笑)。
Athaは英語ではNowと訳されたりするそうで、「なぜNowなのか?」「どんな意味が込められているか?」などなど、この言葉の意味をじっくり1時間かけて討論しました。ヨーガスートラ196節のうちの、最初の1節の、その中の1単語で、1時間。このペースでいくと、196が終わるころには1000時間くらいかかるのではないかと心配しました(笑)。実際には先生もいろいろとメリハリをつけながら、カリキュラム内に収めてくれましたけどね(^^) とにかく、「これからヨーガスートラを学ぶぞ‼」という決意を固めるにもうってつけのスタートとなりました。
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