冷えが「快眠」を遠ざけるのはなぜ?体温と眠りの関係性【ヨガと睡眠#15】

 冷えが「快眠」を遠ざけるのはなぜ?体温と眠りの関係性【ヨガと睡眠#15】
Getty Images
井上敦子
井上敦子
2019-10-30
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ヨガのポーズで冷えを改善しよう

ヨガのポーズの中で、血流を高め、冷えを改善する効果が高いポーズを2つご紹介します。スムーズに入眠するために、ポーズを行う時間帯は眠る直前ではなく、一時間ほど前に行うと良いでしょう。

下半身の血流を促す「とかげのポーズ」

下半身の血流を促す効果が期待できるポーズです。特に、足先が冷えやすい方にオススメ。強度の高いポーズなので、無理のない程度で行いましょう。

冷えが「快眠」を遠ざけるのはなぜ?体温と眠りの関係性【ヨガと睡眠#15】
Photo by Nobuhiro Miyoshi

とかげのポーズの行い方
1.四つん這いから始めます。
2.足を腕の前に踏み出し、もう片方は後ろに下げます。 
3.後ろに伸ばした足の付け根が気持ちよく伸びる位置を探し、つま先をたて膝を伸ばします。
4.両ひじを床につけられそうであれば、つけていきましょう。

※初心者の方はひじをつかず、腕を伸ばしたままでもOKです。
※足がキツいと感じたら、膝を床に付けてもOKです。 

血流の流れを高める「橋のポーズ」

 あお向けで胸を開き、橋のようなアーチをつくるポーズです。心臓よりも頭が下にさがるので、血流の流れを良くしてくれます。呼吸が深まり、リラックスを促すポーズとしても知られているので、夜行うのに最適なポーズです。

 冷えが「快眠」を遠ざけるのはなぜ?体温と眠りの関係性【ヨガと睡眠#15】
橋のポーズ/photo by David Martinez

橋のポーズの行い方
1.仰向けになり、両ひざを立てて脚は腰幅にします。
2.かかとをお尻に近づけてひざの真下に置きます。
3.つま先とひざは同じ方向を向くようにしましょう。手の平は下にして体の横に伸ばします。
4.腕全体で床を押しながらお尻を持ち上げます。
5.上腕と後頭部で床を押すようにしましょう。
6.手の指先をからめ、腕全体で床を押し、胸を開いていきましょう。

ライター/井上敦子
ヨガ講師。15年間の会社員生活を経てヨガ講師に転身。不眠症をヨガで克服した経験を持つ。リラックスが苦手だった経験から、ヨガニードラを通じてリラックスの本質を伝えるクラスを展開。週に8本のヨガニードラのレギュラークラスを持つ他、指導者養成講座やコラム執筆、アプリ監修(Relook)等ヨガニードラの普及に努めている。Instagram:@yoga_atsuko.inoue

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