頭痛、肩こりetc.台風によって起きる厄介な気象病|簡単ヨガポーズで解消!

「気象病」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?気象の変化によって頭痛や肩こり腰痛などの症状が現れることを最近では「気象病」と言います。秋は季節の変わり目で天候がころころ変化したり、台風が多い時期でもあります。特に台風による低気圧によって体調を崩す方も多いのではないでしょうか。今回は悪化しやすい症状の中でも、頭痛や肩こりを軽減してくれるヨガポーズをご紹介します。
背中の後ろで合掌 パスチマナマスカラ
頭痛の原因の1つは肩回りが凝り固まっていることです。このポーズで固まっている肩回りを柔軟にして、血行を良くしてあげましょう。
やり方
1.座っていても立っていてもどちらでも構いません。背筋を伸ばして姿勢を良くしましょう。
2.両腕を肩の高さに上げ、回転させながら背中の後ろで手のひら同士を合わせ合掌をします。肩の骨を背骨に近づける様なイメージで、気持ちよく刺激をします。
3.手のひら同士を合わせることがきつくなければ、徐々に合掌の位置を上に移動させます。手首が痛かったり指先しかくっつかない場合は、位置を下げるか手のひらを合わせるのではなく肘を掴んで軽減法を取っていきましょう。
4.5呼吸ほどキープして一度解放してみましょう。肩回りの血行がじわーっと流れるのを感じられます。余裕があれば数回繰り返します。
立位での前屈 ウッタナーサナ
体が緊張し、上半身の筋肉が凝り固まってくると頭痛が起きやすくなってしまいます。簡単に出来、かつ足のむくみも一緒に解放しやすくしてくれる立位前屈も取り入れてみましょう。
やり方
1.足を揃えて背筋を伸ばして立ちます。なるべく両足に均等に体重が乗るように、そして足の裏全体で体重を感じます。
2.吸う息で両手を天井に向かって上げ、一緒に背筋を更に伸ばします。吐く息でその指先がなるべく遠くを通るようなイメージで、足の付け根から折りたたむように前屈をします。
3.背中が丸まってしまわない所、ふくらはぎが伸びて痛すぎない所までで構いません。優先したいのは気持ちよく呼吸を繰り返せているかどうかです。
4.吐く息で体はリラックスするので、ご自身の吐く息に合わせて深められそうであれば深めてみましょう。上半身は脱力するイメージで力を抜きます。
5.約30秒~1分ほどキープして、吸う息でゆっくりと上体を起こします。この時も背中が丸まらない様に、腹筋を使って起こせるとお腹周りへもアプローチ出来ます。