アラフォーヨガ初心者!本田ゆうすけのインド修行記【ハタヨガ実践‼︎編♯26】

 アラフォーヨガ初心者!本田ゆうすけのインド修行記【ハタヨガ実践‼︎編♯26】
本田ゆうすけのインド修行記
本田雄介
本田雄介
2019-09-14
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合宿前半の1ヶ月ほどは、毎日1時間のハタヨガの実践クラスが行われました。通常でもアーサナや呼吸法などハタヨガ由来と言われるものを行っていますが、この時間は、よりハタヨガの経典=ハタヨガ・プラディピカに沿った内容となっています。(以下の記事内容も、ハタヨガプラディピカをもとにしています)

まず、アーサナについてのお話。アーサナはもともと840万種類(!)もあって、全ての生命の種の数と同じだそうです。そんな膨大な数を誇るアーサナ。「めっちゃ多いから大変だよね」とシヴァ神が84種類に絞り、中でもさらに重要とされる、4つのアーサナを説いたとされます。

その4つとは、シッダーサナ、パドマーサナ、シンハーサナ、バドラーサナ。中でも、シッダーサナは達人座と呼ばれ、最も重要視されています。いわく、「72000のナディ(気・エネルギーの通り道)を浄化する」「極めたら、他のアーサナは不要となる」と。ハタヨガ最強のアーサナというわけです。

4つのアーサナ

パドマーサナは蓮華座と呼ばれるもの。シンハーサナは、通称ライオンポーズ。バドラーサナは、一般的にはバッダコナーサナ、合せき(足裏同士を合わせる)と呼ばれるポーズ。実践クラスではこれらのポーズをたくさん練習し、地獄の思いをしました(笑)。そもそもあぐら姿勢も満足にとれずにいたアラフォー初心者が、その応用編のようなポーズはとれません。

股関節の可動が求められるポーズばかりですので、無理にポーズを完成させようとすると、膝に負担がかかって痛めてしまうこともありました。本来は体も健康にしたいはずが、逆に痛めてしまうという、まさに「ポーズとるのがヨガじゃないですよ」と言われるところです。辛い理由は他にも。ハタヨガの実践クラスでは、一つのアーサナにものすごく時間をとっていました。

パドマーサナ(蓮華座)では、蓮華座になった上に背中側から両腕を交差し、親指をキャッチします(写真参照)。

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パドマーサナ。股関節硬いアラフォーは、足だけでも至難の技
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左はパドマーサナが組めず、片足を乗せるのがやっと。右は足をクロスさせて太ももの方に乗せることに成功。喜びの顔(笑)

さらに、アゴを胸に押し当てるジャランダラバンダを行い、視線は鼻先を見つめていきます。
この姿勢を30分ほどキープします。息は苦しいし、膝は痛いし、ずっと寄り目で気持ち悪くなってくるし…。シンハーサナ(ライオンポーズ)では、舌をたらしたまま、目線も眉間の方に向け、意識を集中していきます。この姿勢を30分ほどキープします。息は苦しいし、ダラダラ垂れてきそうになるヨダレをいつ飲みこむのかわからないし、ずっと寄り目で気持ち悪くなってくるし…。正直、なんの効果も得られず、ただただ忍耐の時間でした。まずはそんな姿勢でも長時間保持できるような集中力や体の強さを備えるのが先ということですね!

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シンハーサナ。これを30分やることを想像してみてください…

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