<足先が冷たくて眠れない人に>布団の中で寝たままできる、足先ポカポカ血流改善簡単ストレッチ


あたたかい布団に入っても、足先の冷たさが気になってなかなか眠れない... そんなお悩みはありませんか?布団の中で寝たままできる、簡単なストレッチで、冷たい足先を温めていきましょう。
足先が他の場所に比べて冷たくなるのはなぜ?

足先が冷えやすいのは、血液の循環が悪くなることが主な原因です。特に寒い季節には、体が温かさを保つために血液が体の中心に優先的に送られ、心臓から遠い末端部分である足先には血液が届きにくくなり、冷えが生じやすくなります。寒さそのものに加えて、寒さで無意識に体が縮こまることでも血管が収縮して血流が滞りやすくなります。また、長時間同じ姿勢でいたり、運動不足が続くと、足の筋肉が硬直して血液の流れが悪くなり、足先の冷えを悪化させる原因となります。
冷えた足先は体全体の冷えを引き起こすこともあり、血行不良が全身の不調を招くことがあります。さらに、冷えが続くと足の神経や筋肉が緊張し、血流がさらに滞るという悪循環に陥ることもあります。
足先の血行を改善するには
足先の血行を改善するには、まず足を動かして筋肉をほぐすことが効果的です。特に足首や足指は普段あまり動かさないため、意識的に動かすことで血流を促進できます。足首回しや足指の運動は、足先への血流を改善し、冷えを和らげるのにとても有効です。さらに、太ももやふくらはぎなど、下半身の大きな筋肉をほぐしてリラックスさせることで、血液の流れがスムーズになり、足先まで血液が届きやすくなります。そこで今回は、寝る前のリラックスタイムに取り入れやすい、寝たまま簡単にできるストレッチをご紹介します。血行を改善して足先を温め、入眠効果を高めていきましょう。
足先の冷え解消ストレッチ
足首回し
ウォーミングアップを兼ねて小さな動きから始めていきます。足首を回す時のふくらはぎの伸び縮みも意識してみましょう。
<やり方>

仰向けで寝た状態で片方ずつ、足首をゆっくりと回す。時計回り、反時計回りにそれぞれ10回程度。
膝抱えストレッチ
次に、太ももや腰回りの筋肉をほぐし、下半身全体をリラックスさせます。筋肉がリラックスし血行が良くなることで、冷えを感じる足先にも温かさが届きやすくなります。
<やり方>

仰向けで寝た状態から片方の膝を胸に引き寄せ、抱えるようにして30秒程度キープ。反対側も同様に行う。
足指のグーパー運動
最後に足の指を動かして、小さな部分の血行も改善します。これにより、冷えを感じやすい足先まで温かさを広げ、リラックスした状態で眠りにつけるようにします。
<やり方>
仰向けで寝たまま、両足の指を握ったり開いたりする、グーパーの動きをゆっくり繰り返す。
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