ヨガは痩せている人のもの?年齢や体型に惑わされずに生きるということ

 ヨガは痩せている人のもの?年齢や体型に惑わされずに生きるということ
Yoga HAWAII Magazine
広告

「“比較とは喜びを奪う存在である”は好きな格言の一つです」とホットヨガを練習する細身のキャサリン・コールドウェルは言う。

SNSでの基準で言えば、おそらく彼女は理想的なヨガ体型だ。だがそれでも彼女は誰かの真似をしたい衝動と闘っている。
「いつも自分に言い聞かせています。四角いマットの中で集中して他を見ないことって。他の人が何をしていようと関係ありません。自分のための練習なのだから」

キャサリン・コールドウェル
ホットヨガを練習する細身のキャサリン・コールドウェル
Photo by Yoga HAWAII Magazine

比較をすることで私たちは自身を外側から見るようになり、自分の内面を見つめる内観から遠ざかってしまう。カメラのレンズや鏡、他人の価値観を通して自分の身体を観察すれば、必然的に自分を客観視してしまうので、身体に対する不満足感やネガティブなイメージが生まれる。だがヨガのシークエンスで「山のポーズから前屈に入り、半分身体を起こしたら、ここで自己批判してみよう」などと指導されたことはあるだろうか?

ここ数年、ヨガコミュニティ内では本来のヨガとのずれを考察する論文や議論が数多く繰り広げられている。マインドと身体を繋ぐための古代科学に基づく練習は、一体どのようにしてより細く、より満足できる身体になるための手段に変わってしまったのだろう。身体的な練習中心の現代のヨガは、身体が柔らかくてぴったりしたウェアを着る人であふれるスタジオに怖じ気づいた人たちには近寄りがたいものになっている。
そこで、価値判断にとらわれない安らぎの場にしようと努力するインストラクターも多いのだが、その本人たちがボディイメージに苦しんでいる場合もある。生徒たちには身体的なこだわりを超えるように働きかける一方で、ヨガの効果を自身の身体で証明するプレッシャーを抱えているからだ。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告

by Rebecca Remilla
Translated by Sachiko Matsunami



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

キャサリン・コールドウェル
ポール・ウィッテ