POSE & BODY

美尻＆感度のよい体に！四十八手に学ぶ「女性性開花メソッド」

ヨガジャーナル日本版編集部 2019-08-30

著書『48手ヨガ江戸遊女に学ぶ女性ホルモンと体力活性法』がベストセラーを記録している鈴木まり先生に、江戸時代の春画にインスピレーションを受けた「四十八手」をもとにしたワークやアーユルヴェーダのマルマ（ツボの集合体）を刺激するワークなど、ホルモンバランスを整え、女性性を目覚めさせるメソッドを教えていただきます。パートナーと一緒にトライするのもおすすめ♡

日本最古の医学書『医心方』がルーツの「女性性開花メソッド」

この連載では、セックスの体位を描いた江戸時代の春画にインスピレーションを受けた「四十八手」をもとにしたメソッドや、アーユルヴェーダのマルマ（ツボの集合体）を刺激し全身をリラックスさせるメソッドを紹介していきます。四十八手と聞くと俗っぽいイメージがありますが、そのルーツは「医心方」という日本最古の医学書にあります。

「医心方」には婦人科疾患などに効く体位をまとめた性愛学専門の「房内編」があり、それが四十八手の元と言われています。そもそも日本の医学はヨガやアーユルヴェーダと関わりが深く、アーユルヴェーダから派生した性愛の学問「カーマスートラ」から、男女ペアで行い陰陽のバランスを整える「タントラヨガ」が誕生。これらの学問が中国を経て日本に渡り、わが国の医学の歴史が幕を開けました。こうした背景を持つ四十八手とヨガの要素を組み合わせて開発した「48手ヨガ」は、ホルモンバランスを整え、体幹強化や女性らしいボディラインをセルフメイクできる、女性美と健康を高める現代の画期的なメソッドです。(鈴木まりさん)

美尻も叶う臀筋トレーニングで血流とバックスタイルに自信

体が冷えると全身の筋肉が硬くなり、膣内の感度低下の原因にも。臀筋のような大きな筋肉を動かすと代謝がよくなり体温がアップするので、今回ご紹介するヒップトレーニング「立ち花菱」は私もよく行うワーク。また、臀筋の衰えはお尻の下垂を招きいつしか四角尻に……。パートナーを引き付ける魅力的な美尻を育てるためにも臀筋強化を習慣にして！

今回ご紹介するのは、お尻をキュッと持ち上げて臀筋を鍛えるワーク。「立ち花菱」はヨガの橋のポーズにあたります。起床時に行うと全身が活性化され、一日をアクティブに過ごせますよ。(鈴木まりさん)

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