ヨガで乳がん予防:乳房を健康にする12のポーズ

 ヨガで乳がん予防:乳房を健康にする12のポーズ
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『InternationalJournal of Yoga』に発表された研究によれば、ヨガのポーズを行うことによって、ストレスが低下し免疫力が高まるという。数件の調査研究では、特にガンを再発した人のストレス反応と乳ガンとの間に正の相関関係があり、リラクセーション反応と生存率との間に正の相関関係があることがわかっている。前屈のポーズと体を休めるポーズは特に、「闘争か闘争」反応を司る交感神経を静めて、副交感神経にスイッチを入れるため、免疫機能を最適な状態にする。

さらに、ヨガジャーナルによる調査「2016 Yoga in America」によって、ヨガを行っている人の方がヨガを行っていない人よりも心血管運動に取り組む傾向が高いことが明らかになった。心血管運動は、心疾患とガンのリスクを低下させることがわかっている。また、ヨガのマインドフルネスの側面も体と親密な関係を築くのを助ける働きをする。その結果、変化の意識が高まり、病気の早期発見に役立っている。

乳房ヨガ

ヨガの乳房に及ぼす影響について理解を深めるため、乳房の解剖学的構造を簡単に見てみよう。乳腺と乳房は、女性の母乳を作る腺状構造である小葉から構成されている。小葉で作られた母乳は乳管によって乳頭まで運ばれる。腺組織と乳管の間には脂肪細胞と脂肪組織が存在する。(男性の胸部の解剖学的構造は、母乳を作る小葉を除けば、女性とほぼ同じだ。)乳房には筋肉がないが、胸筋上部の胸筋が近くにある。血管のほか、不純物を流し出し解毒をするリンパ腺とリンパ節は、乳房全体、胸を取り囲む脇の下、胸郭上部、鼠蹊部を走っている。

ハートチャクラのエネルギー

エネルギーの観点からすると、アーユルヴェーダで知恵の中枢と呼ばれているアナハタチャクラは、両乳房の中間に位置する胸骨のところにある。このエネルギーに満ちた部分を開くことができると、拡張、脆弱性、喜びの感覚がもたらされるが、悲しみもここに宿るため痛みの感覚が生じることもある。乳房と心の間に親密なつながりがあるのはもっともなことであると思われる。乳房を露わにした憐れみの女神、グリーンターラーの像は、神聖な女性の力に対する見方を具現化している。また、同じく乳房を露わにしたカーリーは、残忍ではあるももの女性の神性を憐れみ深い形で表していて、心のチャクラに基づいて心のままに生きるには勇気が要ることを思い出させてくれる。

以下の練習を行って、胸部全体の血流、リンパの流れ、エネルギーを高め、乳房をさらに健康にしよう。

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Text by ANNELISE HAGEN
Translated by Setsuko Mori

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