消化吸収を助ける「食の黄金バランス」を学ぼう【簡単デトックス!腸コンディショニングレシピ】
バランスボウルの作り方
作り方は簡単、①~④それぞれをそれぞれの割合で自分の適切な量※に合わせて分割して盛り付けましょう。
自分の適切な量(ポーションサイズ)
アーユルヴェーダでは、両手を合わせてお椀のようにしたくらいのサイズが自身の胃の大きさだと言われており、その量に合わせて食べると良いとされている。(手の大きい人は胃も大きい、手の小さい人は胃も小さい)
調理のポイント
それぞれの調理方法のポイントは、“炒め煮”するように適度な水分と油分を含ませること。軽く加熱され、温かい食べものは消化のチカラを助けてくれます。
味付けのバランスは、1食に6味(ラサ)全てを含んでいるものが満足感を得られやすいと言われています。
なるべく調理したて、出来立てのものを食べるようにしましょう。
腸内環境を整える為には、摂取する栄養素や腸内細菌のことを考えるだけでなく、このように質を考え、消化の力を高めることも大切なポイントとなります。また、それぞれ4つの質の適切なバランス、量、味付けなどは、季節や年齢、体質によって微妙に変動します。
腸内環境というキーワードで10回の連載をさせていただいて参りましたが、次回以降は、これまでにも何度もキーワードとして出てきた「アーユルヴェーダ」のレシピとミニコラムを連載させていただきます。前述した季節や体質による適切な量や質にも触れながら、“あなただけの”食事を考えるきっかけとなるような情報を発信していきたいと思います。お楽しみに!
教えてくれたのは…岡清華さん
1993年生まれ、兵庫県出身。ファッション誌のモデルとして活動しながら、大学在学中に管理栄養士資格を取得。その後、カウアイ島にてアーユルヴェーダを学ぶ中で、全米ヨガアライアンスを取得、ハワイにてSUPYOGA資格を取得。Vegan,Organic,Ayurvedaをコンセプトに、飲食店や個人でのケータリングサービスにて料理提供を経験した後、会員制ヨガスタジオで、ヨガクラス・栄養指導を行ない「腸」に特化したフード開発、レシピ監修、イベントなどの企画、運営を行なった。独立後、ヨガを含む “アーユルヴェーダ” の観点から「一人一人が最も輝くベストな心身を知り、持続させること」をコンセプトにしたスタジオSUPER8studioの運営、その他イベントやアーユルヴェーダに付随する各事業を進めている。Instagram:okasaya
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