【簡単デトックス!腸コンディショニングレシピ】「かぼちゃ」の酒粕味噌汁
腸の役割は消化・吸収・排泄機能だけでなく、幸せホルモンで知られるセロトニンや免疫細胞など、そのほとんどが腸に支配されていると言われるほど! この連載では、週末にお家で簡単に作れる「腸コンディショニング」レシピを紹介していきます。隔週金曜更新。
心身の健康は、腸からはじまる。腸は第二の脳と言われているほど、心身の健康を担う最も重要な臓器です。腸の役割は消化・吸収・排泄機能だけでなく、幸せホルモンで知られるセロトニンや免疫細胞など、そのほとんどが腸に支配されていると言われています。腸内細菌のバランスが取れ、腸が活発に動き始めるとあらゆる不調が解消され、快適な心身を保つことができます。
そして、この「腸」を整えるには善玉菌をつくる発酵食品、善玉菌の餌となる水溶性食物繊維、オリゴ糖を積極的に摂取し、悪玉菌の餌となる 動物性蛋白質を少し控えめに意識することが重要なんです。「腸コンディショニング」レシピでは、これらのポイントを押さえた料理法を紹介します。今回は、発酵食品である「味噌」と「酒粕」を使ったレシピです。
生きた微生物を摂取できる発酵食品を意識的に取り入れて
日本の伝統食といえばやはり発酵食品。発酵食品はヒトの体によい影響を与える生きた微生物を摂取できる他、発酵の過程で生成された栄養素も摂取できます。多種多様な菌を取り入れて腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えていきましょう。
今回レシピで使用する発酵食品、味噌と酒粕では"麹菌"と”酵母菌”が摂取できます。その他にも、醤油、酢、発酵調味料の他、チーズ、納豆、ヨーグルトなどに含まれる菌を毎日少しずつ摂取して、善玉菌を増やしましょう。
今回紹介するのは…
「かぼちゃの酒粕味噌汁」
レシピのポイント
かぼちゃや玉ねぎには、善玉菌のエサとなる食物繊維とオリゴ糖が豊富に含まれており、発酵食品と組み合わせることで腸内環境のコンディショニングに役立ちます。かぼちゃには免疫力を高めると言われているβ-カロテンが含まれていますが、免疫細胞の約7割は腸で作られているというほど、免疫力は腸内環境に起因しています。
材料(2~3人分)
- かぼちゃ…150g (薄切り4~5枚)
- たまねぎ…50g (おおよそ1/4個)
- すりおろし生姜…小さじ1/2
- 酒粕…40g
- 出汁…400ml
- 味噌(お好きな種類)…20g
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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